香港といえば、金融タワーをはじめ、銀行ビルや住宅団地などの高層ビルがたくさん立ち並んでいます。最近、写真好きな旅行客には住宅のビル群も観光地になりつつあるようです。現地の人には毎日当たり前な光景ですが、日本からのロケ隊など、現地の人ではないからこそ、引き出せる魅力があるのではないかと思います。
先日はそんな住宅団地の中で、密着ロケをやらせていただきました。
屋内から見える景色
今回のロケは、家を片付けるのがテーマですが、香港の居住空間は狭いということが世間によく知られており、いかに限られた空間で雰囲気を一新するのかが目標でした。
掃除はもちろん、わずかな収納スペースをどうやって有効に活かすか、香港ではあまり流行っていないDIYを取り入れることも、家のイメージを変えるのに大事なポイントです。
しかし、作業中はドアを開けっぱなしにしなければならず、エアコンはつけられず、気温や湿度が高い環境の中で、皆さんは終日汗だく。数日にわたって同じようなルーティンは本当に大変でした。それでも、皆さんが最大限の努力を払った結果、プチリフォームは思い通りに完成。家主にも喜んでいただけたようで、本当に何よりでした。
部屋の中にはスペースがないため、木工は外の廊下でやることになりました
ロケ隊全員分のランチ
せっかくなので、住宅にまつわる王道の撮影場所を2つご紹介させていただきます。
まずは、今回の宿泊先がたまたま近場だった有名な益昌大廈です。映画やPVなどのロケ地として使われていて、なんとも圧巻な景色でした。上を向かない限り空が見えず、いわゆるモンスターマンションの迫力でした。
ド迫力の光景!
もう一つは、日頃から現地の人も歩道橋から写真を撮っているぐらい人気がある旺角の花園街(ファ・ユン・ガイ)という通りです。果物のスタンドなどの屋台があり、ローカル感が溢れ出ています。夜になると、ライトアップされてさらにキレイに見えます。ご興味がある方は香港を訪れた際、こちらの2か所にぜひ行ってみてください。(フライメディア・ジャッキー)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「香港の団地で密着ロケ!!」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。