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2023.02.02
年明けの台湾レポート

10日間という長い旧正月休みを終えた台湾。連休中には日本と同じく強烈な寒波の第二波が襲い、特に北部は非常に寒い旧正月となった。台湾各地の山々で雪が降り、多くの台湾人が雪を見る為に各地の山へ出掛けたようだ。

 

 

山間部ではうっすらと雪が

 

車の上にも雪がうっすらと

 

写真は拉拉山(ラーラーシャン)という新北市と桃園市の境界にある標高2,031メートルの山。やはり旧正月中にはマイナスの気温となり雪が降った。ネット上ではこのような雪が降った山々の風景に「粉砂糖をふりかけたようだ。」「なんて幻想的なんだ!」と喜びの声が次々と投稿された。台湾では山間部で雪が降ると、雪に慣れていない台湾人がチェーンなどの装備をせずに車で山へ雪を見に行き、交通事故を起こすというのが毎年よくあるニュースだ。そして今回の寒波が起きた1月27、28日には146人が寒さで亡くなったというニュースも。

日本のように暖房を家に置かない家庭が多く、この季節になるとお年寄りを中心に寒さで亡くなることが多い。台湾の冬は想像以上に寒いので、冬場の台湾旅行にはそれなりの準備が必要だ。

 

また、旧正月で多くの人々が帰省などの理由で移動したことにより、コロナの感染者数が倍増したのも気になるところだ。30日の感染者数は3万人超え、この後も増えるであろうと言われている。とはいえ台湾も韓国と同じく、室内でのマスク着用の緩和に向けて着々と話し合いがされているようだ。

 

きらびやかなイルミネーションは年明けも続く

 

台北のシンボルタワー101周辺では、去年の11月半ばに始まったイルミネーションがまだ輝き続けている。台湾のイルミネーションは長期に渡り展示されることが多く、節電の為期間を狭めた日本と比べると、余裕が感じられ羨ましい限りだ。現在101周辺にある世界貿易センターでは「国際ブックフェア」が開催され、多くの人々で賑わっている。このブックフェアはコロナの感染防止対策により惜しくも開催が中止されており、3年ぶりの開催となる。

また南港展覧館では「台北国際コミック・アニメフェスティバル」が開催され、初日には9万人以上のアニメ、漫画ファンが集結し話題となっている。

 

新しい一年を迎え、マスクの規制も緩和方向に向かい、本格的なコロナ前の日常生活を取り戻しつつある台湾、今年一年の発展が楽しみだ。

 

 

 

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