すっかり秋らしくなり日中も爽やかな風が吹くようになった台湾。
観光のベストシーズンになり街では台湾旅行を楽しむ日本人観光客をよく目にする。
10月の3連休には親子で台湾を訪れる人も多く、安全性や親日家が多いという理由からも秋の修学旅行に台湾を選ぶ学校も年々増えているようだ。集団で街を歩く日本人学生の姿も見かける。
今回はそんな家族旅行や、修学旅行の自由行動にぜひオススメの博物館をご紹介しよう。
こぢんまりとしたエントランス、階段を降りるとそこには…
以前のブログで紹介した商店街”四平街”からも近い、MRT松江南京駅から歩いて5分ほどでたどり着ける小さなお手軽博物館”袖珍博物館”だ。
大きなオフィスビルの一角にある地下一階の博物館。ここには世界中のありとあらゆるミニチュアやおもちゃが展示されている。
懐かしいブリキのおもちゃの数々
ガラスケースの中には様々なミニチュアが
ミニチュアから世界が広がり、ついつい引き込まれてしまうほどだ。
まるで実物の写真のように見えるがこれらは全てミニチュア!
ヨーロッパのアンティークの世界をミニチュアで再現したものや、子供に人気のおとぎ話の世界をミニチュア化したものなど、全て作家による手作りの作品が展示されている。
棚の中から窓の向こう側まで、驚くべき点は部屋の隅々までもが12分の1をベースに忠実に再現されているのだ。その細かさはまさに圧巻!
昭和の大阪を再現した商店街のミニチュアも
日本の街を再現したミニチュアも人気。駄菓子店や蕎麦屋などのなつかしいテイストをミニチュアの世界で表現しており、そのクオリティーは思わず立ち止まって吸い込まれるように見入ってしまうほど。
無数に並ぶ兵隊のミニチュアは必見!
イギリスの王宮をミニチュア化したものなど、小さな博物館の中にありとあらゆる世界が閉じ込められていて、まるで世界一周旅行をしたような気分になる。
大人なら誰もが一度は手にしたことがあるであろう人形たちも!
”子供の頃のヒーロー展”コーナーにはウルトラマンや戦隊モノの懐かしのおもちゃが多数展示されていて、台湾にいることを忘れてしまうような不思議な雰囲気。日本の特撮モノがアジアでも人気なのがよく分かる。
ミニチュアだらけのミュージアムショップ
食べ物や食器など、可愛らしいミニチュアがずらり!
館内を巡った最後にはミュージアムショップでお土産を購入することもできる。世界各国から集められたミニチュアがずらりと並び、子供の頃遊んでいた人形遊びやままごとを思い出させてくれる。
入館料は大人200元、12歳までの子供なら120元と良心設定。1時間ほどで巡れるのでお手軽な博物館体験ができる。家族旅行や親子での旅行にもぜひオススメの博物館だ。
袖珍博物館
台北市建国北路一段96号B1
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