2018年6月16日、台湾メディア・自由時報電子版は、台湾・宜蘭県にある島内屈指のシャチ・クジラウォッチングスポットを紹介した。
宜蘭県頭城鎮では3月から11月にかけてがシャチ・クジラウォッチングと亀山島上陸観光のピークを迎える。この時期は常にハシナガイルカ、ハンドウイルカを見ることができ、多い時には200~300頭の群れを鑑賞できるという。また、ラッキーならマダライルカのほか、シャチモドキやユメゴンドウといったクジラの仲間も見ることができる。
(多い時には300頭ものイルカの群れに遭遇できるという 出典:中国時報)
観光ツアーは同鎮の烏石港から出発して、3.5~4.5時間の行程となっている。ツアー業者は海に出ている漁船と提携しており、イルカやクジラの出没状況を把握したうえで、亀山島への上陸観光とウォッチングの順番を調整してくれるので、せっかく来たのにイルカたちが見られないという残念な思いをすることはなさそうだ。
先に亀山島に上陸する場合はまず、亀尾湖をぐるりと囲む遊歩道や、小学校の跡地、信仰スポット、軍用の坑道跡などを巡り、約1時間で島の文化と自然を満喫。亀山島を離れて再び船に乗り込むと、海の洞窟や海底温泉などのスポットを巡る。その後さらに20分ほど海を行くと、いよいよお待ちかねのイルカやクジラとのご対面だ。
イルカたちの群れに接近すると、ゆっくり見られるように船は速度を落としてくれ、1つの群れにつき大体15分間見ることができる。時折フレンドリーなハシナガイルカがすぐそばまでやって来ることもあり、まるでバレリーナのような優雅なジャンプを間近で見ることができるという。
(美しく優雅に泳ぐイルカたちが近くまで来てくれる 出典:中国時報)
ウォッチングに適した時期の中でも、今の夏の時期がベストなのだとか。台湾旅行の際には、ちょっと足を延ばして宜蘭県を訪れ、イルカやクジラたちと戯れてみてはいかが。
(情報源 http://playing.ltn.com.tw/article/9946/1)
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