昨年末から今年初めにかけて、日本のスマホアプリ「旅かえる」が中国で爆発的なヒットとなったことは記憶に新しい。
アプリから飛び出した「旅かえる」
当初に比べると現地でもこの人気が低下していたかのように思ったが、4月に中国・アリババグループが中国語版運営権を獲得したことで再び注目を集めた。
いよいよ中国語版が登場した「旅かえる」
中国語版の人気はどうか?はともかくとして、「旅かえる」の中国唯一のIP授権パートナーである「阿里魚(アリフィッシュ、Alifish)」が、関連グッズの販売やイベント開催などを発表して、再び「かえる」にスポットがあたっている。
チケット売場と入口
5月下旬、上海の静安区にあるショッピングモール「大悦城(JOY CITY)」の北館3Fに、緑の大きな葉っぱで囲まれたエリアがあらわれた。見慣れた「旅かえる」の大きなオブジェも目に入る。
ファンでなくてもキュンとするメルヘンな世界
ここは、「旅行青蛙中国之旅(旅かえる・中国の旅)」のイベント会場で、全国で初めての開催地になる。
お弁当メニュー「ピロシキ」
この大悦城は、20〜30代の若者から圧倒的な支持を集める、人気のショッピングモールで、これまでも「ぐでたま展」や「ハローキティ展」などが話題になるなど、アニメやキャラクター関連の展示やイベントを定期的に開催している。
フロアに出現する「旅かえる」
この「旅かえる」イベントにも、平日でも親子連れや若者などファンが訪れ、スマホゲームでおなじみの「旅先の写真」と同じ風景が広がる会場の各ポイントで、写真をとっていた。
見覚えのあるアイテムがたくさん!
スマホアプリの各シーンを再現するスポットは、SNS映えするようなデザインに工夫されていて、まさに人が「旅かえる」の世界に入り込んだかのような一枚がとれる。
「旅かえる」ワールドが広がる
入場料からすると、会場はややせまい感じもするが、それでもアプリの世界そのものが広がる空間と見慣れたアイテムに、訪れたファンのテンションは自然とあがる。
どのシーンもSNS映えするスポットに
中には、大人の趣味に子どもがつきあっているかのような親子連れもいて、「ああ、ピロシキ食べている」と子どもよりも大人のほうが興奮して、楽しんでいる光景も見られた。
「パパ、もういいでしょ!」大人のほうが夢中に
イベント会場の横では、臨時出張の郵便局もあって、「旅かえる」記念切手やスタンプ・シールブックなどが販売されていた。
「旅かえる」郵便局臨時出張所?!
切手セットは50元(約850円)と比較的手頃なお値段。可愛い“かえる”やアプリに登場する“ちょうちょ”などがデザインされたレアな切手はファンでなくてもほしくなる。
購入したブックにスタンプを押すファン?
このイベントは、5月20日〜7月8日まで開催されていて、入場料は事前に購入すると30元(約500円)/名で、当日券は38元(約650円)/名になる。
期間中は「旅かえる」ハンドメイド・ワークショップも
上海静安大悦城 北座3F:上海市静安区西蔵北路166号
(地下鉄8、12号線「曲阜路」駅直結)
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