FLY MEDIA BLOG

FLY MEDIA BLOG

2022.06.13
封鎖解除後の上海でPCR検査スポットが行列!

お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら

端午節の3連休(6月3日〜5日)後、徐々に「復工(職場復帰)」している中、街のいたるところで、列をつくって並ぶ人たちを多く見かける。その行列の先にあるのが、常設の「PCR検査スポット(核酸采様点)」で、市内に多数設置されている。

 

上海・PCR検査場

上海市内に多数設置されている「PCR検査ステーション」

 

上海市では、地下鉄などの公共交通機関の利用やオフィスビル、商業施設といった建物・店舗に入る時には、PCR検査の72時間以内の陰性証明か、又は24時間以内にPCR検査を受けているという証明が必要とされている。市内の移動や買い物には、証明を取得しておくことが必須なため、病院以外でも手軽にPCR検査が受けられるようにと、「PCR検査スポット」が多く設置されているわけだ。

 

上海・長蛇の列ができるPCR検査スポット

人気のオシャレ通りにも長蛇の列ができている(上海・淮海中路)

 

住宅団地やオフィスビルの敷地内以外で、市中の主要通りなどにも多く設置されているが、どこもたいてい長蛇の列ができている。場所によっては、待ち時間が1〜2時間になるところもあるようだ。現状では、オフィスなどへの出勤族は、2〜3日に1回の頻度で検査を受けないとオフィスに入場できない。また、飲食店を含め小売店の従業員に至っては、ほぼ毎日のようにPCR検査の陰性証明が必要とも言われている。

 

上海・人気ストリートにもPCR検査スポット

この後にも50m以上の行列!(上海・淮海中路)

 

ところで、PCR検査に関する登録や結果などは、『随申碼』という実名制登録の健康情報QRコードで管理されている。

 

上海・健康状態QRコード

健康状態QRコード&PCR検査陰性証明

 

そして、PCR検査結果や陰性証明の有効期限といった個人の様々なデータが紐づけられているため、この『随申』を見れば、どのような健康状態かが一目瞭然である。また、このQRコード管理で、事前予約不要で、居住地や勤務先の所在エリア以外でも、受付時間内であれば、どこでもPCR検査を受けることができる。

 

上海・行列の先はPCR検査スポット

行列の先にあるのは「PCR検査ステーション」(上海)

 

PCR検査は、行列さえクリアすれば、6月いっぱいは検査費も無料と、比較的手軽に受けることができるが、市内を移動・行動するためには、定期的に検査を受け続けなければならないという面倒さは否めない。

 

上海・南京西路のPCR検査スポット

(左に)PCR検査待ちの行列が!

 

また、まれに検査結果が『随申』に反映されないこともあるようで、封鎖解除後は、SNS上でもPCR検査に関する話題が多く登場している。

 

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「上海で常設のPCR検査スポット」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。


お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら
totop TOPへ

東京本社 Tokyo Headquarters
〒170-0013
東京都豊島区東池袋2-44-2 庄司ビル2F
TEL: 03-5843-3063 / MAIL: desk@flymedia.co.jp

中国法人 China Corporation
FLY MEDIA CHINA(優視飛翔(北京)文化伝播有限会社)
〒100026
北京市朝陽区姚家園路105号3号楼4階501室6
URL: https://www.flymedia-china.com/

© FLY MEDIA Co.,Ltd. All Rights Reserved.