香港のコンビニエンス・ストアやスーパーでは、スタンプやポイントを集めることで景品交換ができる、というプロモーションがよく行われている。
現在はセブンイレブンが各店舗で行っているスヌーピーのプロモーションが人気を集めている。
この種のプロモーションは店内での購入金額に応じてスタンプが貰え、スタンプがいっぱいになると関連キャラクターの景品に交換できるといったもの。(或いはプラスして少しのお金を出す事によって、入手できるという事もある)。
今回のスヌーピープロモーションに合わせ、各セブンイレブンの店舗ではスヌーピー関連グッズも販売されているようだ。
そのプロモーションの一環であろうか、香港内のセブンイレブンの3店舗とマカオ内の1店舗、合計4店舗に突然「スヌーピーがテーマのセブンイレブン」が出現した。香港内にある3店舗の場所を調べてみたところ、いずれも九龍の中心地である旺角(モンコク)にある事がわかった。
この旺角、昼夜を問わず若者が多く集まる事で有名なエリアである。
今回はそのスヌーピーがテーマとなった3店舗を訪ねてみたので、写真でご紹介してみたい。
まずは豉油街にある店舗。こちらの店舗は3つの中で一番大きいようだ。
お店の外観
エントランスのドアにキャラクターがいる他、入店して直ぐに大きなスヌーピー出迎えてくれる。
外から見ただけで、店内にたくさんのスヌーピーがいるのが分かる。
ドリンクコーナーのガラスもスヌーピーとその仲間でデコレーションされている
スヌーピーファンにはたまらないだろうが、ファンでなくともワクワクしてしまう店内
特に子供たちは大喜びするのではないだろうか。
店内の至るところにスヌーピーのデコレーションがある他、置かれている関連グッズも他店舗より多いように思える。
次に、この豉油街からわずか徒歩1分程度のところにある花園街の店舗を見てみよう。
こちらは建物の十字路の端にある小さめの店舗となる。
小さめの店舗ながら、角を上手に利用して描かれた大きめのスヌーピーとたくさんのウッドストックが出迎えてくれる。
外に設置された飲み物用冷蔵庫の周りにもたくさんのウッドストックが
そして3店舗目は豉油街や花園街の両店舗から徒歩5分内にある登打士街。
こちらも小さめの店舗だが、外ではスヌーピーの友達のチャーリーブラウンが迎えてくれる。
店舗の外観の様子
おいでよと手招きをしているかのよう。
店内の壁は明るい水色、そしてキャラクターがたくさん描かれている
3店舗とも、スタッフは特別仕様のユニフォームとしてスヌーピーやキャラクターの入ったTシャツを着ているようだ。
コロナの為になかなか人ごみやテーマパークに出かけられない中、こんな可愛らしいキャラクターが出迎えてくれるコンビニがあれば日常生活にも、ちょっとした楽しみが増える。いつまでこのコンビニのデコレーションが行われているのか該当する資料を見つけることはできなかったが、人出が戻りつつある香港をより明るくしてくれる材料となる事を願ってやまない。(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)
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