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2023.02.17
ガイドブックにはない九份の老舗グルメを紹介

日本と同じように台湾でもコロナ対策の緩和が徐々に進んでいる。感染者も減少し始めている事から、政府は今月20日から室内でのマスク着用を自己判断にすると発表。(病院などの医療機関、バス、MRTなどの公共交通機関を除く。)その他入国時の空港での抗原検査キットの配布も1人4個から1個に変更、香港マカオからの訪台申請の受付を再開するなど、様々な緩和策が発表され、コロナ前の生活に確実に近づいている。

 

海外からの旅行客も増え始め、コロナによる経営難に苦しみ続けていた店舗経営者はほっと胸を撫で下ろしているようだ。新聞やネットニュースでは「海外観光客で賑わっている。」などの文章を目にするが、やはり気になるのが「日本人観光客が少ない問題」だ。

かつて多くの日本人で賑わった台北の主要都市、現在は韓国人や東南アジア人で賑わっているという声をよく耳にする。あの九份ですら日本人をあまり見ないと言われているので今回の円安がいかに影響を与えているかが分かる

 

 そこで今回は人気の観光地九份(ジョウフェン)にある日本人にはあまり知られていない老舗を紹介しようと思う。価格も観光客向けではない、お財布に優しい店をチョイスしてみた。

 

 

一見小さな店だが、なんと100年の歴史をもつ老舗

 

九份のメイン通りにある阿義廖家百年老店(アーイーリャオジャバイニェンラオディエン)は蒸したての中華まんじゅうが手軽な値段で楽しめる人気店。

日本のガイドブックに掲載される事は殆どなく、地元台湾人に人気の店だ。

 

蒸したてはすぐ売り切れてしまうことも

 

名物の魯肉包は15元(日本円65円ほど)。円安に苦しむ日本人のお財布にも非常に優しい。小ぶりではあるが脂っこさを感じさせず、ひとつ食べるとやみつきになるような味だ。その他にも九份名物の草仔粿も人気、中の餡は小豆やタロ芋、緑豆味と種類も豊富な為、魯肉包と合わせて購入したい。

 

台湾人に人気の臭豆腐の名店

 

同じくメインの通りに店を構えている九份第一家臭豆腐(ジョウフェンディイージャーチョウドウフ)も地元民に人気の老舗だ。

 

サクサクの揚げ臭豆腐は日本人にも食べやすい

 

日本人にはかなりハードルが高そうな臭豆腐だが、揚げたタイプなら匂いも抑え気味なので大丈夫という人も多い。サクサクの食感が人気だ。

 

臭豆腐好きならぜひこちらも試してみたい

 

その他にも麻辣臭豆腐というガッツリ匂いを楽しめるタイプも。どちらも注文して2人でシェアするのもお勧めだ。台湾の思い出に試してみてはいかが?

 

 

【店舗情報】

阿義廖家百年老店

新北市瑞芳區基山街111號

 

 

九份第一家臭豆腐

224新北市瑞芳區基山街3號

 

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