最近、ある番組で中国の四川省へ行ってきました。目的地はパンダの都と言われている地、「宝興県」です。
「宝興県」は初めてパンダが発見された地域です。その後の研究調査で、中国に現存する野生のパンダ1900頭の内181頭がこの県にいることが分かりました。国道沿いで野生のパンダと遭遇した!という報告も、しばしばSNSにアップロードされています。そんなふうに簡単に野生のパンダと遭遇できるという噂を聞きつけて、パンダと会えることを祈りながら日本を発って現地入りしました。渡航前のリサーチで、自宅の敷地に野生のパンダが連日にわたり入り込んだという現地の村人の存在を知り、その村人の家を目指しました。
実は、毎年冬になると、山の奥地に生息している野生のパンダは食料を確保するために、じわじわと人間の生活エリアに侵入してくるそうです。一番狙われやすいのはやはり食料が豊富な場所で、例えば豚小屋や人間の残飯の集積所です。今回、我々は件の村人のご自宅にお邪魔して、餌を仕掛けてパンダがやってくるのを待ちました。しかし残念ながら、野生のパンダは現れませんでした。現地へ行って分かったのは、雪が降るくらい寒ければ寒いほど、野生のパンダと遭遇できる可能性が高くなること、そしてパンダは竹よりもお肉が大好き(!)ということです。
また、パンダは野生でも人間を襲わないのだそうです。(※あくまでも現地の村人の経験談ですので、クマの一種である野生のパンダには十分に気を付けましょう。接近しないこと、身の安全を守ることを念頭に置いて行動しましょう!)。
今回は野生のパンダとの縁はありませんでしたが、近くにあるパンダ基地にいるスターパンダ「シャンシャン」と会うことができました。ただ、上野公園にいたときと同じく、相変わらずお尻しか見えませんでした。
弊社撮影した映像をご覧ください
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