旧正月までのカウントダウンが始まった台湾。街には年に一度の一大イベントを楽しもうと買い出しをする人の姿が目立ってきた。今年一番の寒波が過ぎ去り、今度は例年にない暖かさとの気温差に体調を崩す人も多いようだ。更にはコロナの陽性患者も増え始め、病院の救急には行列ができるようになったというニュースも。政府は旧正月前に一度感染の波が来るだろうと予想している。この半年ほど、感染者が増える事がなかったが、本格的な冬に入ったことで陽性患者が増えてきたようだ。またインフルエンザの同時感染も不安視されている。不安要素が次々と出てくるが、とはいえ人々はコロナ前の日常を取り戻し、忙しい年末を過ごしているようだ。

世界中がコロナウィルスに翻弄された約３年間。台湾でも自らの免疫力を見直し、健康的な生活を心がける人が増えている。そこで今回のブログは台中にある地元民に人気の健康パンの店をご紹介しよう。

インパクト大の看板がお出迎え

台中にある「劉麵包廠(リゥミェンバオチャン)」は御年なんと98歳の劉おじいさんが創業した老舗パン屋だ。

ずらりと並べられたりんごパン

台湾のコンビニに行った事がある人なら見た事があるかもしれない、劉麵包廠は

台湾人の懐かしのパンとして知られている「蘋果麵包(ピングォミェンバオ)」の元祖として知られている。

名前にりんごを意味する蘋果(ピングォ)があるが、実はこのパン、材料にりんごは全く入れられておらず、もともと陸軍だった劉おじいさんが退役後パンを売るようになった当時、高価でなかなか買えなかったりんごをパンの名前につけたのが始まりだそう。素朴で優しい味のパンは日本人も懐かしさを感じるだろう。

りんごジャムの入ったパンも人気

劉おじいさんは能衛康という小麦胚芽をベースに作った総合栄養食品も販売しており、この成分を使用したりんごのパンが地元の台湾人に大人気なのだとか。

ビタミンEや良質の食物繊維が豊富、胃腸の健康を促すと言われている。

店内には劉おじいさんが開発した栄養補助食品も

素朴な味のクッキーも人気

台中旅行の際はぜひ出かけてみよう！

【店舗情報】

劉麵包廠

台中市西區向上路一段2-3號

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