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2017.05.24
ザリガニ料理に、洗い工のワザあり

2017年5月22日の騰訊新聞によると、鄭州市でザリガニ料理に使うザリガニの洗い工が活躍している

 

日本では、あまり食べられないザリガニだが、中国では今や夜食の定番メニューの一つだ。ザリガニ料理専門店もあるほど。もっともこのように人気が高まったのは、ここ数年であり、特に80年代以降生まれの若い世代に好まれている。それに伴い、旬の夏の間だけ働くザリガニ洗い工という職業も生まれた。

 

鄭州市のあるレストランで働く今年46歳の女性、鄧さんもその一人だ。中国南方から輸送されるザリガニは、鄭州市に来る前に予洗されているが、美味しく安全に食べるためには、もう一度キレイに洗うことが必要だ。レストランでは、専門の洗い工に仕事を頼んでいる。

 

鄧さんは、鄭州市でザリガニ洗い工として働き始めて3年になる。仕事があるのは、1年のうちザリガニの旬の3月から7月を中心に7ヶ月ぐらい。その間は、食事付き住み込みで朝11時から夜11時まで働く。月給は、2,300人民元(日本円換算3万7000円)。2~300元の手当てが出ることもある。

鄧さんによると、どんな力仕事もそうであるように、ザリガニ洗いにも熟練と動作の機敏さ、素早さが求められる。

 

ザリガニは洗う前に、生きたままキレイな水に浸しておく。洗い工は、ビニール手袋に手を通し、ブラシを使って、ザリガニのホオの部分の泥を水で洗い落とし、ハサミで頭部を切り落とし、さらにハサミの先を使って脳まで届いている黒い胃と背わたを取り除く。この作業には、ちょっとしたワザが必要で、素早い人は、5秒以内でこなしてしまう。鮮度を保つためには、洗った後すぐに調理しなけらばならない。

 

 

洗い工の仕事には、分別作業も含まれている。大きいものは、極上品になり、また若いザリガニは味の濃い調味料を入れずに蒸され、歳をとったザリガニは油で煮込むようにして味を染み込ませる調理法が適している。それぞれ別々のカゴに入れる。

 

ザリガニには寄生虫がいると怖がる人も多く、また食後にザリガニ病に襲われる例も報告されているが、フグと同じで、きちんとしたお店でキレイに洗われキレイに調理されたものを食べれば安全だ。日本でも、ザリガニ・カフェなど専門店ができており、密かなブームになっている。

 

 

参考元:http://henan.qq.com/a/20170522/041803.htm#p=1

 

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