2018年6月8日、海峡網によれば、間もなく還暦を迎える年齢をものともせず、娘とともにロリータファッションで街に繰り出す「ロリータおばちゃん」が上海にいる。
ロリータと言えば、若い人のファッションというイメージが強いが、1959年生まれの女性・玉玉さんはそんなイメージなど全く気にしない。人通りが激しい上海の街でも玉玉さん娘のロリータファッションはとても目立つが、2人とも堂々と自信満々に街を闊歩するのである。
玉玉さんの趣味は、娘から大きな影響を受けたもの。娘は大学時代に知り合ったネット上の友人がロリータの格好をしているのを見て、そのかわいらしさからすっかり虜になってしまったという。やがて自身も同じような服装をするようになったが、母親である玉玉さんは最初は「アニメのキャラクターみたいな格好ででおかしい」と反対したとのことだ。
社会人になってさらにロリータ熱を高めていく娘と母親との関係はぎくしゃくしていたが、娘が会社を辞めてロリータファッションのネット専門店を開いた時に転機が訪れた。ライバル店からの嫌がらせなどによる心労で娘がうつになってしまったのだ。すると玉玉さんは娘の趣味に理解を示し始めるとともに、娘と一緒にロリータファッションを愛好し始めたのだ。
その後玉玉さんはロリータの世界にどっぷりとはまり、街に出かけるにも、同窓会のイベントなどに出席するにも西洋のお人形さんのようなロリータ風の格好をするようになった。その様子はしばしばネット上に掲載されて話題を集めるが、玉玉さんは「好きだから着ているだけ」と気に掛けない。
一番の楽しみは、娘と一緒にロリータファッションで出かけて映画を見ること。「私たち、姉妹みたいでしょ」と語る玉玉さんは、70歳を過ぎてもロリータを着続けるとのことである。
(情報源:http://dzb.hxnews.com/news/yl/201806/08/1540920.shtml)
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