FLY MEDIA BLOG

FLY MEDIA BLOG

2018.05.16
神輿で水の中を練り歩く 台湾嘉義で180年続く伝統行事「衝水路‧迎客王」

お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら

2018年5月12日、蘋果即時や自由時報によると、台湾嘉義県布袋鎮新塭郷の「嘉慶廟」で、180年続く伝統行事「衝水路‧迎客王」が行われたそうだ。

 

県政府の話では「嘉慶廟」は1838年に「嘉慶宮」という名で建立され、1884年に現在の名前に改名した。それから80年余りが過ぎて老朽化がすすみ、1965年に再建されて現在に至る。

 

「嘉慶廟」には全部で22柱の神がおり、そのうち2柱は廟に安置され、「玉皇大帝」によって、20柱のうち7柱は山へ、13柱は海へ、人々の生活を見守るために差し遣わされたそうだ。そして毎年旧暦3月27日に「王船」に乗って廟へ帰ってくる。そのため信徒は入水し、お出迎えするのだ。

 

爆竹も盛大に鳴らす(出典:蘋果即時)

 

午前8時、埠頭で儀式が執り行われ、龍の部隊が先陣を切って入水する。龍に導かれ、神輿も続々と水の中へ入っていく。担ぎ手たちは勢いよく入水するため、水しぶきが跳ね上がる。大勢の見物客からは歓声が上がり、現場の興奮はMaxだ。

 

川も陸も人がごった返している(出典:自由時報)

 

「わっしょい」ではなく「喔喔喔!ぅおぅおぅお」という掛け声らしい(出典:蘋果即時)

 

神輿を担ぐ男性たちは大きな掛け声を上げ、士気を高めながら往復約100メートルの水路を進む。そして陸に上がり、神輿は長い列をなした市民の上を練り歩く。人々は神輿の下で無病息災を祈願するのだ。

 

シャッターチャンスも逃さない!(出典:蘋果即時)

 

正座をし、体を伏せて神輿を待つ長蛇の列、ちょっと新鮮な光景だ。
神輿が入水していく様子も見どころだが、人々の様子も興味深い。

 

さらにこちらでは神輿だけでなく、台湾伝統音楽の1つである北管演奏、福建省発祥の戯曲や人形劇なども催され、一日を通して楽しめる行事となっているそうだ。

 

(情報源:https://tw.appledaily.com/new/realtime/20180512/1352445/
http://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/2423540

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「水の中を進む神輿」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。


お問い合わせはこちらお問い合わせはこちら
totop TOPへ

東京本社 Tokyo Headquarters
〒170-0013
東京都豊島区東池袋2-44-2 庄司ビル2F
TEL: 03-5843-3063 / MAIL: desk@flymedia.co.jp

中国法人 China Corporation
FLY MEDIA CHINA(優視飛翔(北京)文化伝播有限会社)
〒100026
北京市朝陽区姚家園路105号3号楼4階501室6
URL: https://www.flymedia-china.com/

© FLY MEDIA Co.,Ltd. All Rights Reserved.