上海在住、中国ネット動画で大人気の山下智博も絶賛! 中国のスマートスピーカー「天猫精霊」の声を担当する声優さんがこちら。
2018年4月7日、新浪新聞が声優「葛鈺瑩」さんの奮闘を伝えた。
「私です。どうぞお話しください」
「おやすみなさいませ。私は待機モードに入りましたよ」
「屁をしてくれ」
「私はあなたがなぜそのような無理なことを言うのかわかりません。あなたが本当に聴きたいのなら、天猫精霊はオナラをします・・・!!」
優しく親しみやすい声、はっきりした聴きやすい声でもある「天猫精霊」の応答に、多くの人が魅せられている。しかも、「天猫精霊」は進化し続けており、「見る」という視覚認知機能も搭載された。声を担当する葛さんは、「天猫精霊」の全ての声の録音を2ヶ月かけて行い、1万以上の語りかけと応答の言葉を吹き込んだ。
電子製品への録音は、通常のドラマのセリフの吹き込みと異なり、一定の声の高さや大きさ、話すスピード、調子が求められる。感情の起伏があってはならず、葛さんは何度もやり直しを経験した。「高い、高い!」「低い、低い!」スタッフにそう言われるのはNGということ。吹き込む内容も、歌曲の題名から、笑い話のエピソード、ネット流行用語の紹介まで多種多様。「一番難しかったのは、おもしろい内容の時に、笑うに笑えず、必死に平静を保ったことかな」と振り返る。
声優デビュー当時は、“その他大勢”の役だったり、“お手伝いさん専門”を自負したりしていた。その後声優として主演をつとめるようになり、ついにこのスマートスピーカーの声に抜擢されたのだ。録音はちょうど夏で、ブースの中は冷房をかけるることができない。スタッフは葛さんのために箱に氷のかたまりを詰めて置き、少しでも温度を下げようとしてくれた。
「天猫精霊X1」の発売を前に、発表会で初めて自分の声が話すその実物を見て、「超可愛くて、小さくて、色も素敵だと思った」「自分の声がたくさんの家や部屋の人々に届くと思うととても誇りに感じる」と葛さん。
声優は裏方だ。ブースの中で、孤独に耐える。だが、その心は熱く、だからこそ続けていける。色々な人物や人生を演じながら、キャリアを積み、奮闘していくのだろう。
(情報元;http://photo.sina.com.cn/newyouth/doc-ifymzzpw2273393.shtml
http://news.sina.com.cn/c/2018-04-07/doc-ifyuwqez5994414.shtml
http://www.sanqin.com/2017/0824/315093.shtml)
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