2018年4月5日、騰訊網によると、湖北省襄陽市で頭頂部にハサミの刃が刺さった女性が病院を訪れ、緊急手術が行われた。
湖北省襄陽市樊城区に住む57歳の女性は、4日早朝に自宅の庭で春椿(チャンチン センダンの一種)を採集していたところ、頭上の竹竿が突然折れ、竹竿に布で括り付けていたハサミの刃が女性の頭頂部に突き刺さるという、世にもおぞましい事態が発生した。
「頭がちょっと痺れるくらいで気分も悪くなかったので、大したことないと思った」と語る女性は、電話で呼び出した兄嫁、妹とともに地元の診療所に行った。診療所では当然ながら対処することができず、市街地の病院へ行くように言われた女性だが、「大したことないだろう」と思っていたこともあり、救急車やタクシーを使わず、のんきにも家族と一緒にバスに乗って1時間かけて市街地の病院に赴いた。
同市第一人民医院で行われた検査で、女性の頭に刺さっていたハサミの刃が深さ3.75センチだったことが判明。幸いなことに脳内で出血していなかったうえ、脳髄までわずか2、3ミリの所で「寸止め」状態になっていた。斜めに刺さったのが幸いしたとのことで、垂直に突き刺さっていれば脳髄を傷つけ、運動機能がダメージを受けるところだったという。
すぐさま頭のハサミを抜く手術が行われ、約3時間後に無事抜き取られた。医師の話では、刃先が硬膜を突き刺し、右脳の脳神経の一部が損傷を受けているため、左半身にしびれがあるとのこと。しかし、命に別状はなく、すでに意識も回復したそうである。医師は、刃物が頭や体に刺さった場合は自分で抜かず、すぐに医者に行くようにと呼びかけている。
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