2017年4月24日、騰訊網によると、山東省威海市文登区の某女性の約3メートルのロングヘアが話題になっている。
山東省の「ラプンチェル」は、今年62歳になる高俊英さん。1988年からこれまで29年間、髪の毛を伸ばし続けている。高さんがここまで髪の毛の長さにこだわるには理由がある。
巷でよく「頭髪長見識短(髪は長いが見識は低い)」という言葉をきき、負けん気の強い高さんは、ならば「髪が長いけど見識も高いということを証明するわ」と意気込み、髪を永遠に伸ばし続けることを決意する。
高さんは仕事のかたわら、余暇を利用して書道や絵画、琴の稽古に励み、芸術への造詣を深めた。現在、すでに退職しているが、これまで培ってきた才能やスキルで、全国各地のテレビで引っ張りだことなり、知名度が一気に上がった。
高さんは単に髪が長いというだけで話題になっているのではなく、その人気の秘密には理由がある。髪を長く伸ばすだけではなく、髪の毛を使った特技を身につけてきた。2016年、中国中央テレビ(国営放送)の番組で髪の毛を使った特技を披露。海に停泊している3トンほどの小舟を髪の毛で30メートル引っ張った。他にも乗用車を引っ張ったことがある。もちろんこのような荒技だけではなく、両手を器用に使った毛筆も高さんの特技であり、まさに「見識は低い」をしっかりくつがえしている。
当然、これだけ長い髪を保つには、高さんも相当な努力をしている。髪が長すぎると日常生活でどんな苦労があるのか?
例えば、ヘアスタイル。出勤するときは髪を三つ編みにしてアップにするが、どれだけ慣れた手つきでも毎回30分はかかる。三つ編みにしないときはストールなどで髪をつつみ、首に巻き付ける。そしてシャンプー。通常ボトル1本を4、5回で使い切る。乾かすのも一苦労で、朝シャンすれば、帰宅したとき、中がまだ湿っていることもある。この30年は週一回のシャンプーにしている高さん。髪をストールで包むのは、できるだけ清潔にそして衛生に保つためでもある。毎朝、髪をとかすのも同様に大変だが、高さんのご主人が1メートルほどの高さがある専用のお立ち台?を作ったので、3メートルちかい長さを下におろして、楽に髪をとかしている。
高さんは2011年、髪の毛の長さで山東省第一位になり、ますます芸術を深める意欲に燃えている。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170424/009183.htm#p=1)
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