10月15日、今年3月にデビューした中国の美少女系アイドルグループATF(9人)のMINI-LIVEに登場。ATFとレディビアード(Ladybeard)がコラボした「幽霊手記」をパワフルに披露し、上海の夜にレディビアードのシャウトが響きわたった。
一度見たら忘れないビジュアルで、インパクトが強烈すぎるレディビアードは、オーストラリア出身の女装パフォーマー、「かわいい」を伝える破壊系アイドルと呼ばれる。日本で人気沸騰中だが、海外でも大活躍で、中国ではこれまでも何度もパフォーマンスを披露している。
続々と会場前に集まるファン
今回のMINI-LIVEは、上海の浅水湾文化芸術中心Qホールにて行われた。デビュー以来、順調にファンを増やし続けるATFのMINI-LIVEには、多くの熱狂的ファンがかけつけ、会場は開演前から若さあふれる熱気でいっぱいとなった。ATFの「萌え」なパフォーマンスや初々しいM.C.に各メンバーそれぞれが趣向を凝らした演出など、男性ファンだけでなく、女性ファンもメロメロ。
開演前から熱気に包まれる会場
そんな「女の子」パワー全開のMINI-LIVEが終盤にさしかかったころ、コラボ楽曲である「幽霊手記」が初披露された。まず、「幽霊手記」のMVがステージスクリーンに映し出されると、会場の期待がさらに高まり、じっとしていられずその場でジャンプしだすファンもいた。MV仕様の衣装で登場したATFメンバーが歌って踊るなか、ついにレディビアードが登場。黄色い大歓声がさらに大きくなり、会場が一気にレディビアードの萌えかわいい独特の世界に引き込まれ、その人気ぶりをうかがわせた。
髪の毛を振り乱しながらのレディビアードのシャウトはまさに破壊的で、ファンのテンションもMAXになり、会場の盛り上がりも最高潮に達した。元気プレゼンターとも呼ばれるだけあり、ステージではその本領を十分に見せつけ、ファンも一体となって思いっきりMINI-LIVEを楽しんだ。
破壊的なレディビアードをスマホで迎えるファン
今回のライブの盛り上がり方や人気を見ても、「かわいい」キャラクターとギャップのある「激しい」パフォーマンスの意外性が中国のファンにもうけているようで、「ワイルドで萌えかわいい」というキャラクターは中国でも十分通用している。今後も中国各地でレディビアードの活躍の場が広がっていくはずだ。上海ファンの心をわしづかみしたレディビアード、早くも次回の上海公演を望む声があがっている。