7月28日、騰訊網によると、四川省や雲南省などの少数民族・イ族が住む地域では27日、年に1度の伝統的な「火祭り」が行われ、民族を問わず大勢の市民が参加して盛り上がりを見せた。
イ族による「火祭り」は毎年旧暦6月24日頃に行われる。中国最大のイ族居住地域である四川省涼山イ族自治州では3−5日間かけて行われ、期間中は手に持ったたいまつに火をつけて盛り上がるメインイベントのほか、ミスコンやレスリング、闘牛、競馬といった様々なイベントが催される。涼山の「火祭り」の熱狂ぶりは、近年「東方のカーニバル」と称されるほどだ。
27日の夜には、イ族の住民を始めとする数万人の市民が街頭に集い、たいまつに点火したり、積み重ねたたいまつが盛んに燃える周りを何重にも取り囲み、手を繋いで大いに歌ったり踊ったりする様子が見られた。
また、雲南省普洱市にある景谷イ族タイ族自治県でも27日に「火祭り」が行われ、市民や観光客1000人あまりが広場に集まった。祭りでは伝統的な火起こしの技術を体験したり、たいまつを持って「火の神」を迎え入れたりしたほか、イ族が持つ無形文化遺産の紹介なども行われた。
参考:
http://news.qq.com/a/20160728/006173.htm?pgv_ref=aio2015_qqbrowsertab#p=1
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