日本と同じように暑い日が続く台湾、コロナの感染者数は2万人台をほぼ毎日キープし続けている。一見落ち着いたようにも思えるが、まだ台湾では広まっていなかったBA.5の感染源不明の案件が徐々に判明しているようだ。中央指揮センターは「8月なかばに大流行するであろう。」との見解を示している事から、週末になると各地の観光スポットがコロナの中休みかのごとく賑わっている。
今回は徐々に台湾中で展開している大手コンビニチェーン「セブンイレブン」の未来型店舗「7-11 X-STORE」をご紹介しよう。
いつもの看板に「X」の文字が
コロナ前の2018年から無人ショップをオープンさせていた台湾のセブンイレブン。現在は台北以外にも高雄や桃園にも店舗を広げている。
広々としたフロアの一番奥にある無人店舗
7-11のアプリ会員か対応の電子マネー、または顔認証登録をした人のみが入店する事ができ、買った商品はセルフレジで会計をする仕組み。
コロナ禍により一気に店舗展開を加速させるのかと思いきや、やはり予算の都合などもあるのであろうか、まだ半分は試験的運営のような雰囲気だ。それよりも注目したいのがX-STOREの無人店舗以外のフロアの充実っぷりだ。
店舗中央にはあらゆる人気キャラクターのグッズが
カナヘイ 、ちびまる子ちゃん、スヌーピーと… 台湾人が好きなキャラクターのグッズが勢揃いしているのだ。台湾人にとってキャラクターはもはや生活の一部と感じさせる。
充実した生鮮食品の数々
数多くの野菜、その横にはワインコーナーも
肉や野菜をはじめ台湾産の果物など、コンビニとは思えないほどの品揃え。更に驚くべきは、ベジタリアン人口の増加に合わせ、大豆ミートなどの次世代ミートや植物性ミルクなどの品揃えが非常に多いことだ。
店内にはベーカリーも
パンやケーキ、クッキーをはじめとするお菓子も揃い、フロア全体がひとつの町のようなつくりになっている。
店内で購入した食品はフロア内で食べる事もできる
カフェスペースまで併設されている
こんな店舗が自分の家の近所にあったらどんなに便利だろうと誰もが思うであろう。今回紹介した店舗は台湾セブンイレブンの本社ビルにある店舗だそうで、社員たちが頻繁に利用しているとのこと。
常に発展し続ける台湾セブンイレブンから今後も目が離せない。
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