FLY MEDIA BLOG

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2015.10.27
中国、香港、台湾って同じ言語=中国語じゃないの!?

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皆さん、こんにちは。

近頃、香港や台湾のロケやリサーチの問い合わせが増えているのですが、

実はこの3つのエリアは、使われている言語や漢字の書体が違うこと、ご存じでしょうか?

 

私は、中国に留学することを決めるまで、香港も中国も台湾も同じ言語を話していると思っていましたし、広東語=中国語という認識でした(香港映画の印象が強かったため)。

ところが、中国留学を視野に入れた頃に全然違うことが判明し、中国語って響きがきれいだな〜と思っていたのは、実は広東語だということを知り、衝撃を受けたことがあります。中国語さえマスターすれば、中華圏エリアの人全てとコミュニケーションがとれる!と思っていたのに、そうではなかったんですね。

 

今日は、その違いを簡単にお伝えしたいなと思います。

(※もうご存知でしたら、ごめんなさい・・・)

 

中国:

中国は広すぎて、各地域・民族ごとに方言がたくさんありますが、今回はそれは置いておくとして・・・、基本的に標準語として使われているのは北京語(マンダリン)です。文字は「簡体字」という簡略化された書体で、日本の漢字ともちょっと違います。国際政治関連のニュースで、習近平国家主席とか、華春瑩報道官などの政治家が話しているのが、北京語ですね。

 

香港:

香港で使われているのは、広東語。アンディ・ラウが出演している「インファナル・アフェア」とか、ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」や「花様年華」などの香港映画で使われているのが広東語です。少しくらい中国語と似ているだろうと思うのですが、これが全然違う言語で、声調も違います。もちろん、ホテルやレストランは、中国語が通じるところが多いのですが、ローカルな食堂や市場、タクシーなどでは広東語しか通じないこともありますね。漢字も“繁体字”という画数の多い漢字が使われています。

 

台湾:

台湾は、若い世代は中国語を話すので(単語や表現が中国と違うものも多々ありますが)、中国語(マンダリン)でもコミュニケーションは問題なくできます。けれど、漢字は繁体字が使われています。また、南方の人たちや、お年寄りは台湾語を話す人も多いです。台湾語は中国語とは全然違うので、学んだことがないと聞き取るのが難しい言語です。私たちが沖縄弁を聞き取れないのと同じですね。

 

弊社は中国語がメインですが、中国人、香港人、台湾人がいますので、エリアによって、それぞれの担当者が翻訳や通訳をしています。お困りごとがありましたら、まずはお気軽にご相談くださいね。

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