長引く外出自粛の生活が、気付けばもうすぐ一か月ほどになっています。
GWも近づき、せっかくのお休みですが、今年のGWは旅行を控えるつもりなので、今回は昨年末、久しぶりいった台湾旅行を振り返ってみようと思います。
旅先は台南と高雄。今まで実は台北しか行ったことがなく、台湾の南部についてはまったく知らず、新しい体験にわくわくしていました。
高雄空港から鉄路で台南駅に到着
調べたこともなく、これまで「台南」という地名を聞くと、てっきり高層ビルがたくさん建っていて、大都市みたいなイメージをなぜか勝手にもっていました。しかし、実際に行って見たところ、古き良き台湾を感じるレトロな街並みに溢れていて、長年にずっと都市に住んでいる僕には、忙しい日常から離れて、ゆっくり楽しむことができました。
そんな台南で、一番気に入った場所は「神農街」でした。ランタンがずらりと並び、幻想的な雰囲気で、お土産店やグルメ店もあり、夜散歩にピッタリなスポットです。
夜の「神農街」、かわいいランタンがずらり!
そして次の日は高雄に行って、一番面白かったのは「駁二芸術特区」(ばくにげいじゅつとっく)という所でした。旧港湾倉庫街として知られ、2002年に芸術特区として改装されました。倉庫だった施設はオシャレなカフェや服装店などに変わり、周りは様々なアート作品が多く見られます。
倉庫の形が残ったまま「駁二芸術特区」
ベルギーの小便小僧を思い出させるアート
倉庫から変身した店舗以外にも、散歩道をゆったり歩きながら、迫力満点の現代オブジェやウォールアートを楽しめることもできます。倉庫の周りには、ミニ鉄道があり、ミニ電車を乗ってみたい人たちがたくさん並んでいました。
全然怖がらない子どもと怪獣オブジェ
ビルの壁に全体的にウォールアートが描かれている
ミニ列車を楽しんでいる様子
もちろん今回の旅は台湾でおなじみの夜市にも行ってきましたが、それ以外の人込みを避けるのんびりできるような所も皆さんに知ってほしいので、ご紹介させていただきました。
また機会があれば夏の時にでも台湾南部の墾丁(ケンティン)に行ってみたいです。
当分は海外旅行などにはなかなか行くことはできないと思いますが、こうやって過去の旅を振り返り、次の旅先を考えることは、自粛生活の中でひとつの楽しみではないでしょうか。(フライメディア・ジャッキー)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
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