リノベーションブームが定着しつつある台湾。台北の街ではいたるところで新しい姿に生まれ変わった歴史的建造物を見ることができる。
今回ご紹介するのは台湾におけるリノベーションブームの代表格「松山文創園区」だ。
日本統治時代に台湾で初めて建てられたタバコ工場を「台北市のクリエイティブ基地」として生まれ変わらせた、どこか懐かしさの漂う敷地内では地元の台湾人を始め数々の観光客が思い思いのひと時を過ごしている。
広々とした敷地内には癒し系スポットが盛りだくさん。ノスタルジックな風景を楽しみながら台北の最先端アートにも触れることができる。
筆者のおすすめコースは忠考東路側の入り口から入るコースだ。
台北にもこんな場所が
入り口を入るとすぐに見えるのが、都会の中の景色とは思えないほどの大きな池。
アヒルやカエルなど、様々な動物を見る事ができ、このエリアだけでも十分な癒しスポットだ。
生息するアヒル達のオブジェ
上記のようなオブジェも、都会の中での生き物との共存が可能なのは広い敷地ならでは。
池のすぐそばには本を読みながらお茶が飲めるカフェも
歴史的に価値のある家屋をアートスペースに生まれ変わらせた「検査室」
「検査室」は、もともとはタバコ工場の工員たちの守衛室のような役割をしていた建物だ。
こじんまりとした日本家屋は見ているだけでほっこりする。
タバコの倉庫として使用されていた施設
古めかしい倉庫、現在は松山文創園区の重要な展示空間となっている。
その後ろにどっしりとそびえ立つのは台湾が誇るアート、コスメ、雑貨等の高品質ブランドが揃う「誠品生活松菸店」
週末には若手クリエイターによるバザーが繰り広げられ、賑わいを見せている
夕暮れ時の倉庫群は幻想的な雰囲気、一見の価値アリ
都会の雑踏の中にある憩いの空間、時間を忘れてゆったりと散歩を楽しむのがおすすめだ
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