日本人観光客の間でもここ数年人気なのが“迪化街”。
都市開発が急速に進む台北エリアの中でも昔ながらの建築物を可能な限り残し、街全体がノスタルジックでまるでひと昔前の台湾にタイムスリップをしたかのような雰囲気に溢れている。ぜひ訪れたいスポットのひとつだ。
前回のブログで紹介した花布店のように、セレクトショップよりも低価格で台湾土産が購入できるのも魅力のひとつ。
今回は花布雑貨に続き台湾女子たちの間でも人気の”ナチュラル系雑貨”が揃う人気店”高建桶店”を紹介しよう。
ズラリと並べられた籠バックの数々
もともとは桶を扱う専門店であったが、家族経営で店を構えて約70年、現在では竹細工や金檀木で作られた生活雑貨やキッチン雑貨を多く扱う。
じっくりと品定めをする地元客
観光客以外にも業務用の食器などを購入する顧客や日本から商品の買い出しに訪れる雑貨店経営のバイヤーも多いそうだ。
そんな”高建桶店”にて、今回も人気商品のベスト3を聞いてみた。
3位 い草素材のバッグ
特にナチュラル系ファッションが好きな女性から大人気、価格帯も250〜400元(日本円900円〜1400円ほど)でいろいろな大きさが揃う。
2位 竹製の食器
とにかく種類が豊富!調味料に使えるような小さなスプーンやバターナイフ、手軽に使えそうな果物用フォークなど、価格も日本円で200円ほどで使い勝手の良さそうなスプーンやフォークが購入できる。竹製品以外にも防水に優れた東南アジアの原種”金檀木”の商品も。
1位 カラフルなナイロン製買い物バッグ
1位はやはり店の軒先を占拠していたこのバッグ、ちょっとした買い物にも便利だそうで、買い物袋が有料化されている台湾では重宝するアイテムのひとつだそう。日本ではファッションアイテムのひとつでもあるのでおしゃれ雑貨として女性に購入されているのだそう。ひとつ110元(日本円400円ほど)なのもうれしい。
今回番外編でももうひとつの人気アイテムをご紹介。
こちらのバックの名前はなんと・・・
このカラフルなバッグは台湾では”LV袋”とも呼ばれていて、もともとは50〜60年前に買い物バッグとしてよく使われていたものだが、昨今世界的ブランド”ルイヴィトン”が同じ色合わせのバッグを発表したことで”LV袋”と呼ばれ、
台湾女子の間で人気が復活したのだそう。筆者も実際にカバンを持って店を訪れる女性を何人も目にした。日本人観光客の間でも人気に火がついているのだそうだ。
レトロな雰囲気の中にも流行の要素が光る『高建桶店』。ぜひ訪れたい店のひとつだ。
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