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2023.07.01
端午節の必需品!南北で違う台湾のチマキを紹介

マスク着用義務をはじめ、コロナによる規制が大幅緩和されてから初めて迎えた台湾の端午節。連休中は各地の観光地が賑わった。南投にある農場 清境農場には飼育されている羊430匹に対し、約5800人の観光客が押し寄せ「人が羊の13倍もいる」とネットニュースで話題になった。台湾鉄道では過去最高の乗車数 200万席を記録、去年の端午節と比べると増加率が47.8%にものぼり、コロナ後の回復を感じさせた。台湾の玄関口である桃園空港では出入国に10万人が長蛇の列を作り、帰省や海外旅行を目的とする台湾人で賑わった。

 

端午節に欠かせない食べ物が 粽子ジョンズ ことちまきだ。

 

一度は現地で食べてみたいグルメのひとつ

 

シーズンが近づくとコンビニやデパート、レストランなどで予約注文が始まり、端午節の雰囲気が高まる。ちまきを販売しない店でも、ちまきに因んだメニューや商品が開発され、毎年話題になっているようだ。大手ピザチェーンの「ちまき風ピザ」やスニーカーブランドの「ちまき風スニーカー」など、日本人の発想ではなかなか思いつかない商品が多数。

 

家庭で手作りする人も多く、親戚や友達に配ったりするのが毎年の恒例行事となっている。

 

日本の雑煮のように、ちまきも各家庭で具材や味に変化があり、台湾では主に北部と南部で特徴が大きく分かれている。

 

餅米の食感がしっかりしている北部のちまき

 

台北をはじめとする北部のちまきは餅米の食感がはっきりしており、中には海老、エシャロット、ピーナッツ、干し大根、椎茸、豚バラ肉などが入っている。

餅米と具材を炒め、竹の葉などで包んで蒸すのが定番で、先に炒めることで餅米に具材の味がしっかりと染み込んでいるのが特徴。

 

ねっとりした食感の南部のちまき

 

南部のちまきは生の餅米を水に漬けた後、粽葉で具材と共に包み、茹でるのが特徴。具材はバラ肉、しいたけ、ピーナッツ、卵黄、栗やホタテを入れる人も。大ぶりでボリューム感があるのが特徴。ピーナッツの粉やソースをつける人もいる。

 

これらのちまきは端午節以外でも食べる事ができるが、町中でちまきが売られる端午節に食べるのがお薦め。

 

それぞれの家庭で味や具材に変化あり

 

また、家庭で作られたちまきを食べてみることもお薦め。ぜひ台湾人の友達を作って、機会があれば調理の様子を見せてもらおう。日本とはまた違った体験ができると思う。

 

 

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