そろそろ平成も終わりに差し掛かりますね。
7年ぶりの日中首脳会談が行われ、日本の対中ODAも終わりを迎えました。
時間の流れはあまりにも速く、変化が激しかったこの一年間で何が自分の記憶に鮮明に残ったかというと、やはり中国の貴州省にある「カンフー村」です。
村の入口と、桃源郷のような景色
今年、フジテレビのとある番組で、数回コーディネーションをさせて頂きました。番組を通じて、本当の中国や中国人の暖かさを日本の皆さんにご紹介でき、さらに視聴者から暖かいコメントも頂き、この仕事のやり甲斐が再認識できました。
この「カンフー村」という村、村人全員カンフーが出来て、豊かな自然環境の中で、生活も自給自足できています。まるで「世外の桃源」です。
みんなそれぞれにキメポーズ!木製のカンフーの練習道具もありました
村の若者たちは出稼ぎが多く、残されたのは子供か老人で、あまり活気がないとみられていますが、実は違います。村人は豆腐を作ったり、お酒を造ったり、老人たちは子供にカンフーを教えたり、訪れた観光客にカンフーのイベントを披露したりと、本当は賑やかな村でした。
自給自足の手作り豆腐、風味は濃厚!
僕は約2週間、村で村人と一緒に共同生活を送るうちに、何だか村の一員になった感じがしました。宿泊先の村の老夫婦にお世話になり、一緒に野菜を採集したり、鶏を絞めたり(僕は勇気がなかった)、自分の幼い頃の記憶にある、懐かしい世界に戻された感じがしました。
自家製の酒と餅で宴会
今回の滞在で村人と家族のような関係になり、日本に戻った後、なんと彼らは僕らのために、石碑を立ててくれました。(フライメディア・汪 涛)
石碑には中国語と日本語で、友好の言葉が書かれています
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
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