コロナウイルスが世界中の人々の日常に影響を与えている昨今。海外旅行好きな台湾人が海外への自由な渡航が難しくなってからはや半年の月日が経っている。
親日家が多い台湾では年に2回以上日本旅行をするという人が非常に多く、突然起きたこの現実にショックを受けている人が少なくない。
日本では台湾に旅行ができなくなった人々による「台湾ロス」という言葉がネット上に飛び交っているが、こちら台湾でも日本へ旅行できる日を待ちわび、
「日本ロス」がネット上で囁かれている。
日本への渡航がまだまだ先と見られている今、台湾にある日本のチェーン店やレストランが人気となっているようだ。先週のニュースでは大手寿司チェーン「くら寿司」が台湾で上場したことが話題となった。
日本へなかなか行けない寂しさを台湾にある日系店で晴らそうという流れが定着化しつつあるようだ。
そこで今回は去年台湾進出を果たした軽食レストランチェーン「餃子の王将」の台湾店をレポートしてみようと思う。
日本では「餃子の王将」といえば学生や社会人がファーストフードに近い感覚で気軽に入って食事をするイメージだが。
こちら台湾では少し雰囲気が違うようだ。
黒を基調としたシックな作り、こちらでは「京都」の2文字が加えられている
ガラス張りの店内はまるで高級中華レストランを彷彿とさせる
調理の様子をガラス越しに見る事ができる安心設計
ガラス越しのキッチンの様子はまるで観光客に人気の小籠包レストランを彷彿とさせた。とにかく日本の店とはかなりイメージが違うようだ。
レジカウンター横には日本語が流れる大きなモニターが
ここではじめて筆者は餃子の王将が京都創業であったことを知った。やはり台湾人にとっては「北海道」と同じく「京都」はブランドイメージをアップさせる力があるようだ。
名物の熱々餃子の登場!
ボリューム感は少し乏しいが肉汁たっぷりで美味
他メニューも日本の店舗よりも高級感がある
そして筆者が餃子よりも美味しいと感じたのがこちら。
台湾人にも大人気の豚骨ラーメン
台湾で食べる豚骨ラーメンはかなりの薄味に仕上げられているのが定番だが、こちらの豚骨ラーメンは日本人も納得のしっかり味を提供していた。
餃子と小サイズのラーメンで価格は220元ほど。(日本円約800円)
普段低価格でボリューミーな餃子を食べている台湾人には少々物足りない感じではあるが、ぜひ日本と同じのラーメンを一緒にオーダーして「日本版中華」を台湾で経験してもらいたい。(提供/フライメディア)
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