コロナ渦の中、弊社に昨年から多くお問合せを頂いている事の1つが、中国へのライブ配信についてです。
本来なら渡航をして、中国現地でのリアルのイベントを行うはずが、渡航ができない中、オンラインでのイベントを計画される方々も多いようです。しかし、「グローバルの配信はできるのだが、中国の配信だけどのようにすればいいか困っている」という声を多く耳にしております。
中国ではYouTubeやVimeoの動画サイトが国の規制によって見られず、中国の動画プラットフォームでも、海外からの配信は原則禁止されています。
そこで今回は、日本から中国への配信を行う方法をご紹介したいと思います。
方法①各プラットフォームと交渉を行い、配信許可をもらう
各プラットフォームに配信内容や出演者などの情報を提出し、プラットフォームが興味を持ってくれれば、配信許可をもらう事ができます。
配信をする際には、プラットフォームのアカウントも必要ですので、日程に余裕があれば、アカウント作成~配信までお手伝いさせて頂きます。
メリットとしては、オープンプラットフォームを使う事により、多くの人が見て頂ける可能性があります。しかし、確実に配信許可がもらえるというわけではございませんので、期限に余裕を持った申請が必要です。
方法②配信ができるインフルエンサーのアカウントから配信
日本在住のインフルエンサーのアカウントが、既にプラットフォーム側から配信許可をもらっている事がございます。
そのアカウントを使って配信する事で、日本から中国への配信が可能です。
内容によっては、弊社所属の以下のタレントのアカウントを使った配信も可能です。
弊社所属タレントのSNSアカウント状況
方法③配信可能なクローズのプラットフォームを使う
中国のクローズのプラットフォームで、「微賛(ウェイザン)」というプラットフォームがあり、それは日本から中国への配信が可能なプラットフォームです。
企業セミナー等のライブ配信を中心に実績があるプラットフォームで、安定性に優れております。微賛と弊社が契約をしており、クローズの配信になってしまいますが、単発のセミナーやイベントなどを行いたいお客様に、よく使って頂いております。
弊社では、お客様のニーズに合わせて、使うプラットフォームを提案させて頂き、テストから配信までのお手伝いをさせて頂きます。
「配信技術はあるが、中国のプラットフォームがわからないので、プラットフォームとの交渉のみ、対応してほしい」というご要望から、「配信技術から同時通訳の手配も含めて、全て手配をしてほしい」というご要望まで幅広く対応させて頂きます。
▼お手軽プランはこちらからも、ご覧頂けます▼
https://flymedia.co.jp/service/livestreaming/plan/
新しいツールを使った日本からの中国への配信チェックの様子
最近では、Zoomなどのコミュニケーションツールを使った配信も増えており、「@@を使った配信が中国でもうまくいくか確認したい」、「このツールが中国でどのように見られるのか、テスト配信に協力してほしい」というようなお問合せも多く頂いており、実際に中国在住のスタッフが視聴テストに立ち会うケースも増えております。
弊社は北京に支店があり、上海にもスタッフが在住しています。また、その他のエリアをご希望でしたら、対応させて頂く事も可能です。
配信プラットフォームは、中国のみならず世界中で目まぐるしく色んなツールが出てきております。それらのツールを使った、中国向けの配信ができるか気になっている方々も、お気軽に弊社にご相談頂ければ幸いです。
(フライメディア・とうばる)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「日本から中国本土へライブ配信を行う方法」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。