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2019.10.29
日本では高齢ドライバーが問題視? 中国の高齢運転事情

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【日本では高齢者の運転免許保有率が上昇し、高齢ドライバーによる交通事故が多発している。特に今年(2019年)4月19日に池袋で87歳のドライバーが母子を死亡させた事故は痛ましく、大々的に報道され、高齢ドライバーに対する運転免許返納を迫る社会的圧力が高まっている。】

 

ほかの国では高齢ドライバーに対する運転免許の返納があるのでしょうか?

中国の運転の事情について、6つのQ&Aで簡単にご紹介しましょう!

質問1:中国では、70歳で免許が失効するの?

回答1:NO!

中国では「60歳を超えると、免許の種類の書き換えを行い」、「70歳を超えると定期的に健康状況の証明書を提出しないと、管理所に免許資格を抹消される」と法律で規定されていますが、一定の年齢になると、免許の返納をしなければならないという規則はありません。

 

参考先:http://www.gov.cn/gongbao/content/2016/content_5070752.htm

 

 

質問2:中国では、何歳まで運転できるの?

回答2:実は年齢の制限がない

70歳を超えても、身体状況が良好と管理所に判断された場合、定期的に免許を更新すれば、引き続き運転できます。

ただし、60歳以下の者のみタクシーなど乗客用の車を運転できるとのことです。

 

参考先:http://www.gov.cn/zhengce/content/2008-03/28/content_3698.htm

 

 

質問3:最年長の運転手はいくつ?

回答3:92歳の運転手もいた!

ある記事によると、2015年11月2日まで、浙江省温州市の自動車運転手195万人中、70代が7,336人、60代が297,488人、50代616,395人、40代703,906人、30代は241,569人。50代と40代の運転手は全体の約68%、60代の運転手は約15%、30代の運転手は約12%を占めた。そのうち、最年長の運転手は92歳でした。

 

参考先:http://zj.news.163.com/wenzhou/15/1112/11/B87FL3BN0344133V.html

 

 

質問4:中国の自動車保有台数はいくら?

回答4:3.4億台に達した!

201973日、公安部交通管理局は、2019年上半期に全国の自動車保有台数が3.4億台、新しく登録した自動車が1,242万台、新規で免許を取った運転者が1,408万人に達したと発表しました。

 

参考先:http://www.gov.cn/shuju/2019-07/04/content_5405841.htm

 

 

質問5:中国では、女性運転手がどのぐらいいるの?

回答5:運転者の約30%を占めている!

《2016年自動車運転者データ》の統計によると、2016年年末まで、男性運転者は2.60億人で72.77%、女性運転者は9738万人で27.23%を占めているそうです。

 

参考先:http://news.cpd.com.cn/n3559/c36259175/content.html

 

 

質問6:日本の運転免許は中国で使用できるの?

回答6:NO!

中国は「(道路交通に関する)ジュネーブ条約」に加盟していないため、日本の運転免許か国際運転免許で運転することは認められていません。 中国で運転する場合は、日本の有効な運転免許証に基づいて中国の運転免許証を取得する必要があります。

 

 

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。 本日御紹介した「中国の運転事情について」関連についてもっと知りたい方、是非お問い合わせください。(チ テン)

 


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