上海にも「顧村公園」や「世紀公園」といった桜の名所が多く、人気の花見スポットとして、毎年多くの見物客が訪れる。どこも花よりも人を見るようだと嘆かれるほどの混雑ぶりということもあり、今回はあえて、上海で有名な花見スポットを避け、交通アクセスが良く、桜以外にもカイドウ、チューリップなど春の花が見頃で、市中心地からも散策しながら気軽に行ける花見スポットを紹介する。
彫刻アートに緑あふれる公園(上海)
今回紹介するスポットは、花と一緒に国内外の彫刻家によるアートも楽しめる「静安雕塑公園(JINGAN SCULPTURE PARK)」。上海でもレストラン、高級ホテルやショッピングモールなどがたち並ぶ通り・南京西路の北側エリアに位置するため、アクセスは良い。
春爛漫の公園を楽しむ市民(上海)
この「静安雕塑公園」は、面積が6.5万㎡で、園内には国内外の彫刻家によるモダンな芸術作品が多数展示されていて、咲き誇る花と融合したアートな風景が広がる。
桜も見頃で春の花が競演!(上海)
芝生エリアやベンチも多く、周辺の住民の憩いの場としても親しまれているようだ。
家族連れにも人気!(上海)
春の花見シーズンには、淡いピンク色の桜と赤・黄色・ピンクといった色鮮やかに咲くチューリップの競演が来園者を魅了している。
鮮やかに咲くチューリップ(上海)
カメラをかまえ、色とりどりの花を撮影するアマチュアカメラマンや思い思いのポーズで映え写真を撮影する上海マダムの微笑ましい姿も多く見られた。
花の絨毯はSNS映え!(上海)
天気の良い日には家族連れも多く、春真っ盛りの公園を満喫。周辺のカフェも若者でにぎわい、テラス席では風に舞い散る桜の花びらを楽しんでいた。
市民の憩いの場で春を楽しむ(上海)
思えば、2022年の春は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、花見をするどころではなかった上海市民。2023年は存分にうららかな春を楽しむ光景がSNSでも大きく取り上げられている。
静安雕塑公園:上海市静安区石門二路128号
*最寄り駅は、地下鉄13号線「自然博物館」駅
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