7月27日、中国の通信社・中国新聞社のウェブサイト『中国新聞網』によると、中国の長江中下流及び長江南部などのエリアで酷暑が続いており、中には体感温度50℃を超える地域もあり、7億人が「バーベキュー状態」だという。

赤色に染まる気温図、中には40℃以上の地域も（出典：中央気象台ウェブサイト）

26日18時、中央気象台は引き続き高温注意情報を発表した。27日、35～39℃の真夏日となる地域は、華南北部、江南、江淮、江漢、黄淮南部、華北南部、四川盆地東部、重慶、貴州、新疆、甘粛西北部、内モンゴル西部など。内、浙江省中北部、安徽省東部、重慶などの地域では、最高気温が40～41℃に達すると予測した。

また、天気専門サイト『中国天気網』によると、7月下旬以来、長江中下流及び江南地域では、体感温度が50℃に達する地区も出てきているという。上海、湖北、重慶などは、近日も最高気温が40℃以上を超える「赤色」の高温注意情報が出ており、「バーベキュー状態」が続いている。この真夏日の影響を受けている人口は、24日までに7億人に上ったと推定される。

顔を覆い隠し、暑さを防ぐ人々（中新網）

また、連日の真夏日による影響も出てきている。多くの地域で使用電力量が今年最高を記録する他、熱中症などによる死亡事例も発生した。江蘇地域の統計によると、25日正午までに、熱中症患者は120例を超え、うち重症が20例となっている。

この暑さは、7月末まで続く予定で、局部的に気温は39～41℃まで上るという。

26日の南京市内、手元の温度計は40℃を超える（中新網）

参考：

http://news.eastday.com/c/20160727/u1a9563265.html

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