先日ある番組の取材で中国のザーザイ村に行ってきました。場所は重慶市涪陵(フーリン)。ここは世界のザーサイの50%以上を栽培しているそうです。
訪れたのは涪陵の馬武村にあるザーサイ工場。ザーサイの原料になるのは、青菜頭(チンツァイトウ)という野菜ですが、収穫時期が毎年2月とのことで、今回取材できたのは、すでに収穫された青菜頭を塩漬けにする工程、香辛料などを混ぜ、漬け込んで発酵させる工程、瓶詰め、検品などでした。
こちらの写真はザーザイ栽培地の重慶市に流れる長江と涪陵フーリン区内の様子です。地方都市なのに、大都会のように高層ビルがどんどん建てられていました。
ザーザイが収穫された畑では、現在、トウモロコシが栽培されていました。毎年9月になると、ザーザイの種が撒かれ、翌年に2月に収穫されるそうです。
実は、ここの工場のザーサイは中国の伝統製法で作られ、フーリンザーザイというブランドを使っています。しかし実はこの工場、日本の企業の所有。こうした製法が現在中国でも唯一で、中国のメディアも伝統の製法を取材に訪れるというのですから、なんとも不思議な感じですね。
日本の大手メーカーさんがこの製品を販売していますので、是非一味わってみてください。
※株式会社フライメディアは、中華圏と日本をつなぐ会社です。
こういった内容のコーディネーションもさせていただいておりますので、是非お声がけください!