円安傾向が続く中、海外旅行になかなか手がだしづらくなった昨今。近場の台湾もコロナ前に比べると日本人観光客の数が減っていることが否定できない。かつてワンコインで格安で食事が食べられるとされていた台湾の夜市のグルメも、円安の打撃に、台湾での物価の高騰が加わり、以前のような激安のイメージはすっかりなくなってしまった。
夜市グルメの価格に関しては地元台湾人からも嘆きの声があがっており、かつては数十元で食べられていた夜市フードも今では100元札が必要になってしまったと嘆かれている。
また、日本人観光客がSNSで「台湾の夜市グルメが高く感じる。」と発信したところ、それが掲示板サイトなどで取り上げられ、「味の質が悪いのに加えて高いなんて最悪だ。」「便乗値上げが増えている」などとネット民の間で討論が展開されていた。
日本人観光客にとってはかなり辛い世の中…。台湾へ渡航する機会が減ってしまったという人もいるだろう、今回は夜市の雰囲気だけでもと、台湾の最もメジャーな夜市として知られている「士林夜市(スーリンイェスー)」の現在をレポートしよう。
相変わらず賑やかなストリート
週末には世界各国からの観光客や地元人で溢れかえり、歩くのも大変になることも。
コロナ禍に閑古鳥が鳴き、多くの屋台が閉店に追い込まれたが、今はすっかり活気のある夜市に戻っている。
まるで新宿にいるみたい?!
新しくできたこのビジョンスポット、可愛らしい虎に立ち止まる人も。
シャッターが目立つ通りも
賑やかな通りと裏腹に、まだコロナの傷跡が残る部分もある。
士林名物ともいえる人気の大雞排の店も健在!
日本でもすっかりお馴染みとなった炸雞排(ザージーパイ).ここ何年かは新たな名店も増え続けている。
常に大行列の人気屋台
食べ歩きが鉄則!
家郷炭烤雞排(ジャーシャンタンカオジーパイ)は士林夜市入り口近くにある超人気屋台だ、豪大大雞排と比べると、甘めの味付けが特徴。
雞排の価格もどれも現在は100元近くなってきている、これも時代の流れかと受け入れるしかないが、日本人観光客にとっては少々痛く感じるだろう。
台湾旅行の際にはぜひ立ち寄ってみよう。
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