10月13日、中国の国営ラジオ局「中央人民広播電台」のウェブサイト「央広網」によると、現在、世界で一頭のみと言われる茶色と白の珍しいパンダ「七仔(チーザイ)」はすくすく育っているという。
6歳になった、茶色×白のチーザイ(出典:央広網)
パンダというと、誰もが白と黒をイメージするが、陝西省・泰嶺パンダ野生化トレーニングセンター佛坪基地にいる「七仔(チーザイ)」は、茶色と白の珍しいパンダである。
現在、6歳になったチーザイは、体重も50キログラムを超え、まるまると太った姿は「チョコクリームパンダ」のようだ。飼育員によると、チーザイは、毎日、竹を20キログラム食べ、健康状態も安定し、体力や野生本能なども大幅についてきているという。
まるまる太ったチーザイは「チョコクリーム」のよう?(出典:央広網)
チーザイは、茶色と白の毛並みだが、母親パンダは白と黒の毛並みだった。白茶パンダの出生率は非常に低く、1985年に、世界で初めて佛坪で発見された。その後、記録に残されている白茶パンダは、世界でも8頭のみで、チーザイは8頭目の、現在、唯一生きている白茶パンダだ。
横顔も愛くるしいチーザイ(出典:央広網)
繁殖センターの作業員は、機会を探り、チーザイと白黒パンダを交配させ、白茶パンダの謎に迫るべく研究を進めるという。
はたして白茶パンダの謎は解けるのか!?(出典:央広網)
情報源:
http://tech.cnr.cn/techgd/20161013/t20161013_523195339.shtml
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