夏真っ盛り、そしてサマースポーツシーズン真っ只中の今月14日〜16日、上海万博コンベンションセンターで「DRTSHOW Shanghai」（ダイビング＆リゾート＆ツーリズム上海2023）が開かれた。アジア最大級のダイビング展示会と称される今回DRTSHOWで、中国のスマート機器メーカー華為技術（ファーウェイ）がダイバー向けにハイエンドスマートウォッチ「Huawei WATCH Ultimate非凡大師」を出展して来場者の注目を集めた。

■ダイバーの命を守るダイバーウォッチ

ダイビングは数あるスポーツの中でも多くの器材を必要とするスポーツで、器材の一つ一つが水中深く潜るダイバーの命を守る重要な役割を果たしている。その中でダイバーの「頭脳」代わりとなるのがさまざまな性能と機能を備えたダイバーウォッチだ。ダイバーウォッチは潜水深度や停止時間などの潜水データを正確に計算し、水中の環境やダイバー自身のコンディションをダイバーに知らせ、状況をコントロールするのを助けるだけでなく、ダイバーが緊急事態に陥った際にいち早く救助が得られるよう支援する。総じて、ダイビングの安全を保証するのがダイバーウォッチであり、それゆえに求められる性能、機能は並のスマートウォッチの比ではない。

■プロダイブに使える防水性を備えたスマートウォッチ

「Huawei WATCH Ultimate非凡大師」はプロ級のハイエンド・アウトドア・スマートウォッチとして、特にダイバーウォッチとして非常に強い優位性を持っている。まず防水性能では、16種類の防水構造を採用。防水透湿膜など複数の主要部品を革新的なナノ成型プロセスによって統合的に組み立て、幾層にも重なった防水性能を実現した。ISO22810の10ATM（気圧）防水規格、EN13319の100メートル潜水設備標準テストをそれぞれクリアしており、水深110メートルでの24時間防水テストをはじめとする複数の高水準テストによる検証を通じて、優れた防水性能が確認されている。スマートウォッチ業界で100メートルの潜水性能を備えたのは同機が初めてだという。

■他にもダイバーの安全を守る機能が充実

このほか、ダイビングデータは状況によって異なる色で表示され、重要なデータは拡大表示もされるため、より見やすく、直感的な操作を実現。減圧限界、過度の上昇率、安全停止など、20以上のリマインダーとアラームをサポートし、ブザーとバイブレーションでダイバーに確実に警告を伝えられるほか、北斗衛星測位システムを利用してダイバーの位置を特定したり、救助を求めたり、安全に水面にまで浮上したことをメッセージで知らせたりすることもできる。

■プロスポーツに特化したスマートウォッチを目指すファーウェイ

スマートフォン分野で種々の問題に直面したファーウェイはここ数年、スマートウォッチ分野で存在感を強めつつある。「WATCH Ultimate非凡大師」は今回の展示会で初めてダイビング分野で注目を浴びた。今後、ファーウェイはスマートウェアラブルデバイス事業でプロスポーツ分野を強化するための投資を続けていくという。

（出典：https://finance.sina.cn/tech/2023-07-17/detail-imzaysev8948951.d.html?fromtech=1&from=wap）

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