すっかり秋めいてきた上海。「行楽の秋」の到来も間近となるこのごろ、ホットな話題となっているのが、2023年4月にオープンした商業施設「上海蟠龍天地(SHANGHAI・PANLONG TIANDI)」。
2023年にオープンした「上海蟠龍天地」
上海郊外・青浦区に位置する「蟠龍古鎮」を再開発したエリアで、「古鎮(こちん/古い街並み)」の風景が広がり、週末になると多くの市民が訪れ賑わいを見せている。
SNS映えする撮影スポットも多い(上海)
「蟠龍天地」には、お洒落で若者に人気のカフェやネットでトレンドとなっているレストランなどが続々出店して集まっている。水郷古鎮(水路が巡り、昔ながらの建物が並ぶ古い街並み)全体がテーマパークのようにデザインされ、開放感あふれる空間でゆったりと観光やショッピングが楽しめる。
水路脇も散策できるように整備されている
水路を小船でまわったり、いくつかある石橋を渡ったりと、散策スポットとしてもお薦めで、水路脇にはオープンテラス席がいくつも並び、ここでゆったりとくつろぐ姿も多くみられる。ペット連れにも人気の散歩コースだ。
曇空でも“映える”景色(上海)
週末こそ多くの人が訪れて混雑しているが、平日の日中は周辺に住む市民の憩いの場になっているほか、観光客はほとんど見かけないので、静けさが漂っている。
古鎮ファンにはたまらない風景(上海)
平日に訪れると、時間が緩やかに流れているような気持ちになり、同じ上海でも市内とはまた違う一面を見ることができる。
広々と開放感あふれる「上海蟠龍天地」
また、子供から大人まで楽しめるような工夫もある。乗馬やスケートボード施設、キャンプ気分が味わえるテントカフェなど多様なニーズに対応しているため、平日の夜でも家族連れの姿が多い。
週末は予約がすぐにうまるテントカフェ(上海)
駐車場も完備しているが、交通アクセスも良く、地下鉄17号線「蟠龍路」駅で下車して徒歩6〜7分ほどの距離に位置する。周辺はまだ建設中の建物も多く、開発途中のところが少なくない。周辺エリアは今後も開発されていく予定でさらに充実した商業エリアに発展していく。
人気の「乗馬」レッスンも!(上海)
上海市民にとって気軽にさくっと日帰りで行ける「秋の行楽地」として、これからますます人気が高まることだろう。
上海蟠龍天地(PANLONG TIANDI)
上海市青浦区蟠鼎路123弄8号
*最寄り駅:地下鉄17号線「蟠龍路」
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