2017年4月1日、騰訊網によると、浙江省に住む男性がこのほど、自ら製作した「スマートダッチワイフ」との結婚式を挙げ、母親や友人らが参列した。
自作のスマートダッチワイフ「瑩瑩」と結婚した鄭佳佳さん(出典:騰訊網)
31歳の鄭佳佳さんは人工知能研究の専門家だ。2011年に浙江大学の修士課程を卒業後、中国の大手通信機器メーカーに就職。14年に退職すると独立してスマートロボットを作る会社を立ち上げた。彼の記念すべき「作品第1号」は瑩瑩(エイエイ)という名の女性型スマートダッチワイフ。実はこの瑩瑩こそが、このほど鄭さんと夫婦の契りを交わした相手だったのだ。
花嫁のヴェールを被る瑩瑩(出典:騰訊網)
体内にコンピューターが取り付けられている瑩瑩は、文字でのやり取りのみならずおしゃべりをすることもできる。また、カメラがとらえた画像や映像をクラウドサーバーに送って識別し、さらに記憶することができるという。一度瑩瑩に会って自己紹介すれば、次からは名前を呼んでくれるのだ。
鄭さんは瑩瑩と出会って2カ月の交際を経て、「彼女」と結婚することを決意。結婚式当日は現地のしきたりに合わせ、体重30キロあまりという新婦を「お姫様抱っこ」して町内を1周した。
新婦をお姫様抱っこ。幸せそうだ(出典:騰訊網)
晴れて夫婦となった2人の今後について鄭さんは「さらに彼女をバージョンアップさせ、歩けるようにするばかりでなく家事もこなせるようにしたい。暇な時には彼女を連れて散歩したり、一緒におしゃべりしたり、服の整理を手伝ったりね。そうやって、ゆっくり年を取るまで一緒に暮らしていきたい」と語っている。
マスコットとして夫の会社を支える(出典:騰訊網)
参考元:http://news.qq.com/a/20170401/025671.htm#p=1
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