2017年5月14日、中国新聞網によると、浙江省杭州市の屋台でロシア人のイケメン料理人が作る中華料理の「魚香肉絲」(豚細切り肉の辛味炒め)が人気を集めている。
杭州の屋台で中華料理を提供するドミトリーさん(出典:浙江在線)
杭州市の屋台で魚香肉絲丼を作るのは、ロシア人男性のドミトリーさん。慣れた手つきで材料を切り、中華鍋を華麗に返す姿に、周囲の大学生たちから黄色い歓声が飛ぶ。彼の屋台にやってきた多くの客は「味もさることながら、このイケメンぶりを見られただけで食べに来た価値がある」と語る。
華麗な手さばきに女子も男子も釘付け?(出典:浙江在線)
ドミトリーさんは自称「グローバルな食いしん坊」。裕福な家に生まれた彼は世界を旅して歩き、スペインやトルコで料理を学んだほか、日本でも海鮮料理について勉強したとか。杭州の屋台で中華料理を提供するのも、自分のグルメに対する欲求を満たすために他ならないとのことだ。
鍋を背負って西湖を散策(出典:浙江在線)
屋台の営業がない昼間のドミトリーさんは、同市の西湖界隈ではちょっとした有名人。愛する鉄鍋をリュックの如く背負って湖の周辺を散策し、現地の住民とおしゃべりするのが好きなのだ。「地元の人と話すと、料理の新たなインスピレーションが湧いてくる。鍋を背負って中国人とグルメについて交流すると、特にお互いの距離を縮めることができる」のだという。
出会った人たちと料理談議に花を咲かせる(出典:浙江在線)
中国にやってきてすでに4年、中国語も上手に使いこなし、書のたしなみもあるドミトリーさん。奥深い中華料理の世界にすっかりとハマってしまった彼の目標は、故郷に戻って中華料理店を開くこと。より多くのロシア人に中華料理を好きになってもらいたいのだそうだ。
(情報源:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2017/05-14/740139.shtml)
※株式会社フライメディアは、中華圏と日本をつなぐ会社です。
本日御紹介した「在中のロシアの料理人」関連の取材したい、もっと詳しくリサーチしてほしい、写真や映像を使用したいなどご要望がございましたら、是非弊社にお問い合わせください!