9月21日、中国3大ポータルサイト・騰訊のニュースチャンネル「騰訊新聞」によると、吉林省の木工職人が発明した第三代小型「木牛」が高性能だと話題になっている。
今年66歳の李景陽(リ・ジンヤン)さん。学歴は小学校卒だが、幼いころから機械や物理に興味を抱いており、木工職人として家具や家を作ってきた。年老いてからは、発明に目覚め、8年の歳月をかけ、三国時代に蜀の丞相・諸葛亮が発明したとされる輸送道具「木牛流馬」の現代版を発明した。
2014年末に「流馬」、2015年末に「木牛」を制作。「流馬」は、高さ1メートル40センチ、長さ2メートルで、車をけん引することが可能。「木牛」は、高さ1メートル20センチ、長さ2メートル16センチで、約150キログラムの貨物を輸送できる他、牛の腹部内には約100キログラムの糧食を入れることも可能。さらには、背に人を乗せ動くこともでき、貨物を輸送しない場合は、5人まで乗せることができる。
半年前、李さんは、再度「木牛」のバージョンアップを図り、高さ73センチ、長さ1メートル30センチ、幅40センチの三代目「木牛」が誕生した。二代目「木牛」よりサイズは小さいが、三代目はスムーズな動作が可能で、走行スピードが早いうえ、90キログラムの貨物を輸送でき、直径2メートル50センチのサークルを360度回転することも可能だ。
李さんは、「この小牛で多くの子供たちに楽しみを与えたい」と語る。
参考:http://news.qq.com/a/20160922/006618.htm#p=1
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