SNSで甦る簪花囲 宋代の花飾りがいま若者を引きつける理由

■きっかけは一枚のSNS投稿だった 中国の人気女優、趙麗穎(チャオ・リーイン)や毛暁彤(マオ・シャオトン)が、頭いっぱいに色とりどりの花を飾った姿をSNSに投稿する。するとその写真は瞬く間に拡散され、「自分もやってみたい …

定番おかずからロブスター入りまで―香港人の胃袋を支え続ける「両送飯」

■香港の街角で出会う「指差し注文」の熱気 香港の湿り気を帯びた空気に、香ばしい油の匂いと蒸気の熱が混ざり合う。街を歩けば、店頭のガラス越しにずらりと並んだ色鮮やかなおかずの数々が目に飛び込んでくる。その前で足を止め、ショ …

「中国で最も美しい田舎」江西省・婺源村 春だけの絶景を見逃すな

■菜の花と白壁の古村 中国江西省の北東端、峻烈な山々と清流に囲まれた小さな村・婺源(ぶげん)。春の婺源を一度でも訪れれば、この地が「中国で最も美しい田舎」と呼ばれる理由が分かると言われている。毎年3月になると村の景色は一 …

到着した箱の中に、愛犬はいなかった―中国ペット輸送ブームの光と影

■春節の大移動、ペットも「一緒に帰りたい」 中国で暮らすペットの数は、いまや1億2600万匹を超えた(「2026年中国ペット業界白皮書」)。市場規模は3126億元(約7兆1000億円)。今や多くの家庭でペットが家族の一員 …

「チャイナマキシング」って何だ? 中国メディアが盛り上がる欧米Z世代の「中国化」

最近、中国のメディアやSNSで「Chinamaxxing(チャイナマキシング)」という言葉をやたらと見かけるようになった。「China」+「maxxing(ネットスラングで”最大化・最適化”の意味 …

中国有数の花見スポット、武漢大学の桜が紡ぐ歴史と美の物語

万物が芽吹く春三月、各地では色とりどりの花が咲き、柔らかな香りとともに人々の心を和ませてくれる。中国の花見スポットで特に有名なのが、湖北省にある武漢大学の桜だ。「三月の桜鑑賞なら、武漢大学に勝るものはない」と言われるよう …

もはや工芸品。中国の中産階級が熱狂する食べられる宝石、「脆蜜金桔」の正体

中国のハイテク界隈で近ごろ、ある果物が注目を集めているという。オフィスの休み時間、お茶と一緒に並べられた金の紙に包まれた球体。一見すると高級チョコレートの「フェレロ・ロシェ」のようだが、金の紙を剥がして出てきたのは芳醇な …

春聯の起源と春節の風習──中国の新年を旅する

今年は2月17日に旧暦の1月1日に当たる春節(旧正月)を迎える。中華圏では新暦の新年よりも春節を重んじられ、中国本土では1週間の大型連休になることはよく知られている。そして、春節に各家庭では「福」をかたどった赤い飾りをつ …

マンション6階をモノレールが走る、「重慶」という名の垂直都市

四川省成都市と並び、中国西部を代表する都市の一つである重慶市。総面積のうち76パーセントを険しい山地が占め、長江と嘉陵江という二つの大河に抱かれた半島に位置する街はまさに「山城」と呼ぶにふさわしく、市街地でも標高が168 …

若手の成長と草の根サッカー人気、不甲斐ない中国代表は生まれ変われるか

2026年1月24日にサウジアラビアで開催されたU23アジアカップ決勝で、中国代表は日本代表に対し0対4で完敗して準優勝に終わった。日本との大きな差を改めて痛感させられるゲームとなったが、その一方で、同大会における中国史 …

2026年スタート! 中国の元日連休旅行トレンドを振り返る

2026年最初の旅行ピークとなった元日連休は、「3日休めば8連休」になるという休暇取得術が広まったこともあり、国内旅行・海外旅行ともに例年以上の盛り上がりを見せた。今年の元日旅行市場では、「アジアへの短期旅行」「ノービザ …

ディズニーの魔法がさらに進化、まるで生きている雪だるま「オラフ」ロボットの秘密

ディズニーの人気アニメ「アナと雪の女王」に登場するキャラクター「オラフ」。エルサとアナが幼いころに作った雪だるまから生まれ、無邪気で人懐っこいキャラクターで愛されているオラフだが、最新のAI(人工知能)を駆使したロボット …

ギネス世界記録達成とマンション火災、岐路に差し掛かった香港の竹製足場文化

2025年12月9日、香港の錦田郷で竹を使った祭壇「醮棚」が「世界最大の仮説竹製祭壇」のギネス世界記録に認定された。その面積は約3897平方メートルで、高さは5階建ての建物に匹敵する30メートル以上となっている。 ■熟練 …