日本でいう小正月にあたる旧暦の元宵節(ユェンシャオジエ)には台湾各地で一年の繁栄を祈願したイベントが開催される。光り輝く色とりどりのランタン(提灯)が各会場に飾られ、年に一度の恒例行事となっている。その美しさに世界各国から観光客が集まり、各地が賑わいを見せるのだ。
筆者の住む台北エリアでは、西門町(シーメンディン)駅から北門(ベイメン)駅を繋ぐストリートが多くのランタンや光のモニュメントで彩られていた。今回はそのランタンフェスティバルの様子をレポートしよう。
巨大な提灯と大きな口を開ける獅子がお出迎え
北門の駅を出るとすぐに見えるのがこの大きなランタンと可愛らしい獅子たち、なんとこの獅子には自転車が取り付けられており、一定時間になるとスタッフが自転車に乗り通りをスイスイと移動するのだ。列になって動く姿がとても可愛らしいとネットニュースでも話題になっている。
上海観光推進のランタン
美しい大きなランタンに人だかりができていたこのエリア、会場では日本をはじめとする各国のコラボ作品や有名企業とのコラボ作品を見る事ができる。飲料メーカーとして有名なコカコーラは景品が当たるスマホと連動させたゲームイベントを開催していた。
「友好交流」と描かれたランタン
こちらは愛媛県と台北市のコラボランタン。愛媛県のゆるきゃら「みきゃん」と台湾のツキノワグマが仲良く並んでいる。
歩道橋には無数のランタンで作られたアーチが
西門町近くの歩道橋には無数のランタンで作られたアーチがあり、非常に賑わっていた。
子供たちによる作品も
その中には地域の子供たちが思い思いにイラストや文字を書いたランタンも。
西門の西の文字をイメージさせるアーチ
それぞれの作品が非常にデザイン性に優れており、年々美しさに磨きがかかっているようだ。
巨大な龍のアーチは一見の価値あり
市民団体や学校から出展されたランタン会場もあり、多くの人々で賑わっていた。
光り輝くランタンを見て多くの人々が癒しを得た事だろう。
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「台北燈節 ランタンフェスティバルの様子をレポート」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。