1月も終盤となり、春節こと旧正月へのカウントダウンがそろそろ始まりそうな台湾。街では春節の飾りや春節のギフトセットを販売する店をよく見るようになった。
今年の春節は2月10日が日本の正月でいう元旦だ。一般的には8日から14日までの1週間が休日となるので、多くの台湾人が日本旅行を楽しむ事が見込まれる。今回のブログは春節グッズで賑わう台湾の大手スーパー家樂福(ジャールーフゥ)の様子をレポートしよう。
びっしりと積まれたギフトの数々
春節には多くの台湾人が里帰りをする。東京と同じように各地方から人が集まる台北の街では元旦でいう初一(チューイー)から初三(チューサン)には一気に人が減ると言われている。大晦日でいう除夕(チューシー)は北部から南部へ向かう新幹線、電車が満席となり、チケットの争奪戦が起こる程だ。里帰りの際には多くの台湾人が各企業のギフトセットを購入する。毎年その時限定のパッケージが話題になり、店は華やかな雰囲気に包まれる。
人気キャラクターとポテチメーカーのコラボセットも
ずらりと並べられた飴やチョコレート
台湾では春節に集まった親戚や家族でお菓子を食べるという習慣があり、スーパーでは春節前に籠いっぱいに特用袋に入ったお菓子をたっぷり購入する客をよく見かける。またこのように計り売りで飴やチョコレート、ピーナッツのお菓子を購入する人も多く、春節の風物詩となっている。
圧巻の陳列
なんとお金柄のマスクが!
春節はその年1年の財運を左右する大切な年中行事でもある。伝統的な考えで赤い洋服を着ると縁起がいいとされ、赤い下着をつける人も多い。コロナが流行ってからはマスクにも金運を呼び込む柄が増えているようだ。
色とりどりの正月飾りの数々
サンリオキャラとのコラボも
正月飾りにあたる春聯(チュンリェン)を買うのも恒例のひとつ。辰年の今年は多くの龍をモチーフにした商品が並ぶ。龍は中華圏の人々にとって非常に演技のいい干支だ。その年の出生率が増える程で、辰年生まれの子供は人工が多く、熾烈な受験戦争に遭遇するのだとか。
日本では見られない今だけの旧正月風景、台湾旅行を予定している人はぜひ体験してみよう!
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