2017年6月7日、騰訊網によると、通常のスイカよりもはるかに小さい、親指サイズの超小型スイカが江蘇省で収穫された。
収穫された「親指スイカ」。青いミニトマトにようだ(出典:新華網)
スイカというと、ボウリングの球よりも大きいまんまるとした形をイメージする人がほとんどだろう。片手で軽々と持てるサイズであれば、立派な「小型スイカ」である。しかし、江蘇省鎮江市の野菜研究所で栽培されたスイカは全くの別次元。青いミニトマトと見間違えるほどの大きさしかないのだ。
スイカと並べると小ささが際立つ(出典:新華網)
「親指スイカ」と呼ばれるこのスイカは、同省の農業機関が国外から持ち込んだ品種とのこと。通常のスイカと同様に外皮には特有の縞模様が入っている。形は中国のスイカによく見られるのと同じ楕円形だ。成長サイクルは2~3か月だという。中身は赤ではなく緑色を呈しているが、まるごと皮まで食べることができるという。
可愛らしい姿だが、これで完熟(出典:新華網)
通常のスイカと並べるとその小ささが非常に際立つ「親指スイカ」。日本では「きゅうりメロン」という名で呼ばれている。見た目はスイカっぽいが、キュウリに近い味で、ライムのような特有の爽やかさ含んだ甘酸っぱさがあるとのこと。そのまま食べてもいいが、ピクルスにしても美味しいそうである。欧米で近年人気を博している品種のようだが、果たして中国でもブレイクするだろうか。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170607/010167.htm#p=1)
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