2017年5月10日、騰訊網によると、東京の浅草寺で先月、発作を起こして意識を失った女子中学生を、たまたまツアー客として現場に居合わせた中国人看護師が応急処置で救った。
とっさの応急処置で女子中学生を救ったのは、任双双さん。河南省鄭州市の病院で看護師を務める28歳で、4月18日から休暇を取って友人と日本観光ツアーに参加していた。
4月20日午前、ツアー一行が浅草寺を観光していたさい、付近で女子中学生が発作を起こし、口から泡を吹いて倒れた。女子中学生は遠足で浅草寺を訪れていたという。「人込みの中から、誰かが倒れたと騒ぐ声が伝わって来た。とっさに人込みをかき分けて患者の状況をチェックした」と任さんは語る。
意識を失い、全身がけいれんしていた中学生をみて任さんは食中毒を考えたが、一緒にいた生徒の話を聞いて癲癇の発作と判断。仰向けに寝かせて服のボタンを解き、口の泡を掻き出した。そして、濡らしたティッシュペーパーを口の中に入れて舌を噛まないよう処置した。
やがて中学生は意識を取り戻し、体を起こして感謝を示そうとした。任さんはこれを制止し、救急車が到着すると静かにその場を立ち去ったとのことだ。任さんの行為は、一行を大いに感動させたようである。そして、当事者の女子中学生やそのクラスメイトたちの心にも強く刻まれたことだろう。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170510/012363.htm#p=6)
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