2017年2月27日、騰訊網によると、四川省成都市にあるジャイアントパンダ繁殖研究基地では、赤ちゃんパンダたちの世話をする飼育員たちが日々奮闘しているという。
39歳の段東瓊さんは、大学を卒業して基地にやって来てから18年が経つ。今は出産室の飼育リーダーとして妊娠、分娩、赤ちゃんパンダの世話を行っている。昨年は14頭の赤ちゃんパンダが誕生したというが、1頭1頭まるでわが子のように大切に育てている段さんたちは、パンダたちの模様の違いを完全に把握しており、一目見ただけでどの子か分かるとのことである。
一番の仕事はやはりミルクなどのエサを与えることである。1歳に満たない小さなパンダたちは食べ物に対する要求が厳しく、ミルクと水の比率をちょっと間違えただけで受け付けないというから大変だ。食べ物を与える以外に、パンダたちと一緒に遊ぶのも飼育員の大切な仕事。イメージとは違ってパンダはかなりのわんぱく者で、遊んでいるときに噛みつかれたり引っ掻かれたりすることは日常茶飯事、経験の浅い飼育員は手が傷だらけになってしまうという。
また、遊び場や飼育者の掃除も基本となる仕事の1つだ。ミルクしか飲まない赤ちゃんたちの部屋はいいが、笹の若葉しか食べず残りの部分をポイポイと捨てる大人パンダの部屋は毎日丹念な掃除が必要。散乱する笹を集めてせっせと運びだすのが日課だ。
かわいいパンダと毎日遊べて楽しそうなイメージの飼育員だが、実際の仕事はなかなか大変なようである。
参考元:http://news.qq.com/a/20170227/049038.htm#p=1
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