12月26日、中国新聞網によると、河南省洛陽市で24日、男性が2頭の馬に担がせた籠に乗って悠然と道を行く姿が、通行人の注目を浴びた。
自動車や電車、高速鉄道が普及した現代において、馬の籠に乗って道を行くのは、57歳の男性・郭さんだ。馬が2頭縦に並び、その中間に郭さんの乗る籠がある。籠の下には長い支え棒が伸びており、その棒から伸びた紐が、2頭の馬の背中に掛かっているのだ。
郭さんは農民で、以前は飼育員として馬の世話を専門に行っていた。ここ数年では自身でも数頭の馬を飼っており、みな懐いているという。ある日、特にやることがなかった郭さんは突然「馬に背負わせた籠に乗ろう」と思い付き、自分で道具を制作。それから何度も実験を重ね、ついに2頭の馬に籠を担がせることに成功した。
郭さんの姿を見たある市民が、わが子に「試乗」させようとした。郭さんに抱かれて籠に乗った子どもだったが、怖かったのか馬が動き出すとワーワーと泣き出してしまう。郭さんは「馬を育てるのは子どもを育てるのと一緒。馬は人の心が分かる。馬に対して良くすれば、馬も話を聞いてくれるのだ」と笑いながら語っている。
参考元:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2016/12-26/703473.html
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