6月26日、中国3大ポータルサイト『騰訊』のニュースチャンネル『騰訊新聞』によると、農民が描いた虎の中国画の年間総収入が9800万元(約15億400万円)に達する「虎村」があるという。
「中国画虎(中国の伝統絵画で描いた虎)」の第一人者ならぬ第一村と呼ばれる「王公庄村」は、河南省商丘市民権県に位置する。同村の村人は、農民でありながら、画家でもある。2015年、この「虎村」を訪れた旅行客数は40万人次余りで、売上点数は9万点、総収入は9800万元(約15億400万円)にも上った。
同村では、1956年より、虎、魚、鶴といった縁起の良い中国画を描き始め、販売してきた。中でも、「虎」は魔除けの意味もあり、発音も「福」と似ていることから、売れ行きも良く、村民は好んで虎の絵を書くようになったという。
現在、村民1366人のうち、約800人が中国画や関連産業に従事しており、中国美術家協会員は2名、省レベルの美術家協会員は48人にものぼる。作品は、バングラディッシュ、シンガポール、日本、韓国、アメリカ、香港、マカオ、台湾といった国や地域でも販売している。
参考:
http://news.qq.com/a/20160628/009203.htm#p=1
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