6月21日、中新網は、吉林市に自分の頭よりも大きい直径30cmのセメントブロックを頭に乗せて歩く名物おじさんがいると紹介した。
この男性は叢岩さん、54歳。身長163センチの叢さんは3年前に体重が115キロあり、肥満と診断され、体にも異変があり、様々な症状が出ていた。健康を気遣った叢さん、肥満を解消すべく友人から紹介されたのがこの「ブロックを頭に乗せて歩く」ダイエット法。この奇抜な方法に「最初は半信半疑だったけど、ダイエットの薬に頼りたくなくて、ダメもとで挑戦してみた」と言う。
当初、ブロックの重さは15キロからスタート。徐々に重くしていき、今では何と40キロを乗せても3000mは歩けるようになった。天気がよければ、朝5時に北山風景区の平安鐘楼を歩く毎日の日課は欠かさない。「効果はバッチリだよ」と叢さんは3年前すでにダイエットに成功し、体重が約30キロ減ったと語った。
この方法を始めて「体重が減っただけではなく、病気もしなくなったからね」。叢さんの毎朝の日課は、太極拳を2セット行い、その後40キロのブロックを頭にのせ、1周約65メートルある平安鐘楼を22周まわり、50段ある階段を6往復。調子が良いときはその後に鐘楼をさらに大周りで2周し、石の獅子像を3分間叩くなど、54歳とは思えないパワフルな体力を見せる叢さん。
頭にブロックを乗せて歩く叢さんの姿はもはや北山風景区の名物になっていて、「一頂哥(一頂アニキ)」と呼ばれ親しまれている。姿勢を正すために本などを頭に乗せ、歩く練習をするなどは良く聞く方法だが、頭にブロックを乗せ歩くことでダイエットできるという健康法はあまり聞いたことがない。しかも40キロを頭に乗せて歩くことを想像してもその重さに驚く。誰もがすぐに真似できる方法でないところが、関心をひきつけるのかもしれない。体も健康的になった叢さんは、このブロックを乗せて歩く記録でギネス申請を狙う。
参考:
http://news.163.com/16/0621/08/BQ2ONMLN00014SEH.html#p=BQ2UUEA900AP0001
http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2016/06-21/648631.shtml?f=baidu
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