6月9日、中国3大ポータルサイト『騰訊網』のニュースチャンネル『騰訊新聞』によると、中国の祝日「端午節」である同日、海南省の浜辺には、端午節の伝統的な風習「洗龍水」をするため、1万人を超す市民が詰めかけ、浜辺は大勢の人で埋め尽くされた。
「春節」や「中秋節」と並び、中国3大節句とされる「端午節」(旧暦5月5日)。この日は、楚の時代の愛国詩人・屈原(くつげん)が入水自殺した命日で、中国各地でドラゴンボートレースを開催したり、粽を食べる習慣がある。
中国南部では、屈原は龍神に化身したとされ、龍神は端午節に活動し、すべての水は「龍水」になると信じられている。「洗龍水」とは、この「龍水」で体を洗うことで、一年間、健康で平和に過ごせるとされている。
三亜市内で、「洗龍水」に最適な浜辺といえば「大東海」で、毎年多くの人が詰めかける。今年も、家族連れやカップル、噂を聞きつけた外国人旅行客などが押し寄せた。三亜大東海景区の責任者によると、同日、1万人を超す人が「洗龍水」をしたという。
情報源:
http://news.qq.com/a/20160609/029759.htm#p=1
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