5月22日、騰訊網によると、世界自然遺産に登録されているカルスト地形の一部をなす、広西チワン族自治区桂林市の漓江沿岸で近ごろ、年老いた兄弟の「漁師モデル」が人気を集めている。
まるで絵画のような美しいカルスト地形と、1本の大河の風景。そこにさらなる彩りを醸しだすのが、87歳の兄・黄全德と77歳の弟・黄月創さんの「漁師モデル」コンビだ。2人とも豊かな白髭を蓄えた、まさに中国の老人のイメージにピッタリの佇まい。その風貌が撮影者たちにこよなく愛されているのだ。
兄弟で「漁師モデル」をするきっかけを作ったのは、弟の月創さん。2003年から現地で観光客相手にモデルを買って出てお金を稼いできた。そして5年後の2008年には兄の全徳さんも加わり、兄弟で従事することになったのである。
2人の家から1キロメートル足らずの場所には、20元札の背景として印刷されているスポットがある。ここが2人の仕事場だ。毎朝早起きしてこのスポットで待機し、訪れる観光客らと一緒にカメラに収まる。カメラマンによる予約撮影では、漁網を投げたり、漁火をつけたりといった、本物の漁師同様のポーズを求められることもしばしば。そのためのトレーニングや、網の補修も欠かせない。
払ってもらう費用は数十元から数百元、月の収入は安定しないとのこと。ただ、撮影後にもらうことにしている名刺の中には、外国からやってきた人のものも。「漁師モデル」兄弟の評判は、世界各地にまで広がりを見せている。
参考:http://bbs.miercn.com/rsci/201605/thread_720393_1.html
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