「本当にありがとう。あなたたちは孫の命の恩人です」としっかりとその胸に子どもを抱いて言葉をくり返す楊徳富さん。その様子や事の発端となった衝撃の映像がネット上で話題となりました。
「置いていかないで」道路の真ん中に突然子どもの姿が!
(出典:新浪新聞)
それは何気ない日常で突然おこったアクシデントでした。信号で止まっている車両(バン)のバッグドアから突然子どもが落ちてきたのです。同乗していた家族は落ちたことに全く気づかず、子どもはそのまま道路に取り残されてしまいました。落とされた子どもはわずか2歳。情況が分からないながらも、走り去っていく車を追いかけようとしていたそうです。
その衝撃の光景を一部始終目撃していたのが後方車両の杜さんと姜さん。二人は会社の同僚で蘇州(江蘇省)に向かって車を走らせていたところでした。突然目の前でおきたこのアクシデントに二人もびっくり。「信号で止まっていた前の車から2歳くらいの子どもが落ちたのが見えました。その車は子どもが落ちたことに気づかず、信号が変わると発進してしまい、残された子どもがそのままでは危ないと思いました」とその時の心情を話してくれました。
行き交う車両も多く、一歩間違えば多くの人の命を奪う「大惨事」になります。まさか子どもが「道路に落ちている」など夢にも思いませんから、ドライバーが誤って子どもを轢いてしまう危険や急停車による追突などの事故につながることも考えられます。
二人はすぐに道路脇に車を止めて、無事に子どもを救出。ようやく孫がいないことに気づいた楊徳富さんが車を止めて孫を探しており、子どもは二人の手から無事に家族のもとに帰ることができました。
孫の無事を確認し、安心する楊さん(出典:新浪新聞)
「旧正月休暇中に追突されバッグドアがこわれていて、鍵がかからなくなっていました。助手席に乗せていたのにいつのまに後ろに....」と驚きを隠せず、孫の安全を何度も確かめるかのようにしっかりとその胸に抱きしめます。楊さんにとっても孫を連れて物流の仕事をしていた矢先のアクシデント、生きた心地がしなかったことでしょう。子どもが無事に救出されたことは不幸中の幸いでした。
交通量の多い道路へ自らの危険もかえりみずに子どもを救出したこの二人の行動がネットで紹介されると、瞬く間に賞賛の嵐!そしてをネットで紹介したのが当事者の本人たちではなく、二人に車を貸した別の同僚であったことも「美談」をよりホットな話題にしているのかもしれません。
参考:http://news.sina.com.cn/o/2016-03-02/doc-ifxpvzah8554452.shtml